特許
J-GLOBAL ID:200903001625733350

方形状布類の縁出し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-152090
公開番号(公開出願番号):特開平5-337294
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 丸めた状態の方形状布類であっても、人手によることなく、しかも簡単且つ短時間で縁出しを行えるようにする。【構成】 掴み取り装置2の下方に方形状布類Yを置いて、装置を始動させると、掴み取り装置2が方形状布類の一部を保持した後、昇降駆動装置3により持ち上げられ、押圧装置5により方形状布類を挟転駆動装置6により挟部に押し込み、方形状布類の末端部Yaを一方の保持装置11で保持し、他方の保持装置12で他端部Ybを保持し、進退駆動装置13で前進させ、他端部Ybを受け取り装置17で受け取り、該他端部Ybを回転装置18で搬送装置22上に導いて方形状布類の縁Yd,Yeを出させる。
請求項(抜粋):
基台(1)の左右方向略々中央において方形状布類(Y)を掴持し得る掴み取り装置(2)と、該掴み取り装置(2)を昇降せしめる昇降駆動装置(3)と、方形状布類(Y)の任意の箇所を検出し得る掴持検出器(4)と、前記掴み取り装置(2)で掴み取り、前記昇降駆動装置(3)で上昇せしめられた方形状布類(Y)を該方形状布類(Y)が垂れ下がった鉛直方向に対する横方向から押圧し得る押圧装置(5)と、該押圧装置(5)に押圧された該方形状布類(Y)を上下のローラ(35,36)で挾み込み且つ時計回転方向及び逆時計回転方向に回転せしめたときに該方形状布類(Y)を左右いずれの方向へも送り出すことを可能とし、さらに該方形状布類(Y)を挾み込む上下の間隔を拡張及び縮小自在ならしめることを可能とした挾転駆動装置(6)と、該挾転駆動装置(6)により挾転せしめられた該方形状布類(Y)の末端部(Ya)が該挾転駆動装置(6)の挾転により挾部を通過する手前に位置したときに、該末端部(Ya)を検出する末端部検出器(7)と、該挾転駆動装置(6)を逆転作動させた場合に前記末端部(Ya)と対角をなす他端部(Yb)が該挾転駆動装置(6)の挾部を通過する手前に位置したときに、該他端部(Yb)を検出する他端部検出器(8)と、前記末端部検出器(7)及び前記他端部検出器(8)によってそれぞれ検出された前記末端部(Ya)及び前記他端部(Yb)を前記挾転駆動装置(6)の軸方向でそれぞれ検出し得る末端部検出器(9)及び他端部検出器(10)を有し、且つ該末端部検出器(9)及び他端部検出器(10)により該末端部(Ya)及び該他端部(Yb)をそれぞれ検出したときに、該末端部(Ya)及び該他端部(Yb)をそれぞれ保持し得る左右各保持装置(11,12)と、該各保持装置(11,12)をそれぞれ前記挾転駆動装置(6)の軸方向の前端と後端の間で進退せしめる進退駆動装置(13)と、前記各保持装置(11,12)をそれぞれ進退駆動装置(13)とともに左右方向に移動せしめる左右駆動装置(14)と、前記各保持装置(11,12)を進退駆動装置(13)及び左右駆動装置(14)とともに作業側の前後方向に往復移動可能ならしめる往復駆動装置(15)と、前記各保持装置(11,12)により保持され前記往復駆動装置(15)により作業側へ移動した前記他端部(Yb)を前記保持装置(12)より持ち変えるために、該他端部(Yb)を検出し得る他端部検出器(16)を備えた受け取り装置(17)と、該受け取り装置(17)を一定の回転半径を維持して所定の角度だけ水平回転せしめる回転装置(18)と、該回転装置(18)の下方にあって平面を有する搬送装置(22)と、前記受け取り装置(17)に保持された方形状布類の他端部(Yb)の下方に位置する他の他端部(Yc)に隣接する縁(Yd,Ye)が前記搬送装置(22)上で該他端部(Yc)とそれぞれ略々直角をなしたときに該縁(Yd,Ye)をそれぞれ検出する縁部検出器(20,21)と、基台(1)内作業側に設置され、前記各検出器からの信号により各装置を稼動・停止せしめる制御装置(23)、を備えたことを特徴とする方形状布類の縁出し装置。
IPC (2件):
D06F 67/04 ,  D06C 3/08

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