特許
J-GLOBAL ID:200903001633142264

缶胴ブランクの表面処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-010149
公開番号(公開出願番号):特開平6-047849
出願日: 1993年01月25日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】両面がポリエステルフィルムで被覆された金属製缶胴ブランクを効率よく製造することができる表面処理装置を提供する。【構成】長尺の缶胴ブランク材料1を搬送する搬送路2の上流側に缶胴ブランク材料供給手段3が連設され、下流側に第1の缶胴ブランク材料分割手段4及び第2の缶胴ブランク材料分割手段6が連設される。第2の缶胴ブランク材料分割手段6により最終的に単一の缶胴ブランクが得られる。搬送路2の途中には加熱手段8、冷却手段13及び裁断手段14が設けられる。搬送路2の下方には印刷付きの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム9を供給する第1のフィルム接着手段10が、搬送路2の上方には無地のポリエチレンテレフタレートフィルム11を供給する第2のフィルム接着手段12が設けられる。
請求項(抜粋):
単一の缶胴ブランクの幅毎に複数枚に分割できる幅を有する長尺の缶胴ブランク材料を上下各一対の複数のローラで挟持して搬送する搬送路と、該搬送路の上流側に備えられ、該缶胴ブランク材料を該搬送路に供給する缶胴ブランク材料供給手段と、該搬送路途中に設けられ、該搬送路に沿って移動する該缶胴ブランク材料を加熱する加熱手段と、単一の缶胴ブランクに対応する印刷パターン及び識別表示が幅方向には間隔を存して前記缶胴ブランク材料を幅方向に分割して得られる缶胴ブランクと同数印刷され、長手方向には間隔を存して連続して印刷されて格子状に配置されている長尺の二軸延伸ポリエステルフィルムを供給する第1のフィルム供給装置と、該第1のフィルム供給装置から供給される二軸延伸ポリエステルフィルムを、該幅方向の間隔部分から単一の缶胴ブランクの両端縁に設けられる溶接用の金属露出部に相当する部分を該二軸延伸ポリエステルフィルムの長手方向に沿って切除して、該印刷パターン及び識別表示が長手方向に間隔を存して連続して印刷されていて単一の缶胴ブランクより幅が狭いフィルムに分割するフィルム分割装置と、該フィルム分割装置により分割されたフィルムを前記缶胴ブランク材料に圧着する第1の圧着装置とを有し、前記搬送路の上方または下方に設けられ、前記缶胴ブランク材料に該二軸延伸ポリエステルフィルムを接着する第1のフィルム接着手段と、単一の缶胴ブランクより幅が狭く形成された無地で長尺のポリエステルフィルムを、前記二軸延伸ポリエステルフィルムの幅方向に印刷されている印刷パターンと同数、並列に供給する第2のフィルム供給装置と、該第2のフィルム供給装置から供給されるポリエステルフィルムを前記缶胴ブランク材料に圧着する第2の圧着装置とを有し、前記搬送路を挟んで前記第1のフィルム接着手段の反対側に設けられ、前記缶胴ブランク材料に該ポリエステルフィルムを接着する第2のフィルム接着手段と、前記第1及び第2のフィルム接着手段により両面にポリエステルフィルムが接着された缶胴ブランク材料の前記二軸延伸ポリエステルフィルムに印刷されている前記識別表示を検知して、所定の識別表示を検出したときに該印刷パターンの間隔部分で該缶胴ブランク材料を裁断し、両面に前記両ポリエステルフィルムが接着された表面処理缶胴ブランク材料を得る裁断手段と、前記表面処理缶胴ブランク材料を長手方向に沿って裁断して単一の缶胴ブランクの幅に分割する第1の缶胴ブランク材料分割手段と、単一の缶胴ブランクの幅に分割された前記表面処理缶胴ブランク材料を前記印刷パターンの間隔の部分で分割して同時に多数の単一の缶胴ブランクを得る第2の缶胴ブランク材料分割手段とを有することを特徴とする缶胴ブランクの表面処理装置。
IPC (5件):
B32B 1/08 ,  B29C 65/74 ,  B32B 27/36 ,  B29K 67:00 ,  B29L 9:00

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