特許
J-GLOBAL ID:200903001633464776

フロート形防水装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 水野 浩司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-218016
公開番号(公開出願番号):特開2003-027855
出願日: 2001年07月18日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】フロートの浮力のみで防水体を一気に鉛直の起立状態まで起立させることができる防水装置を提供する。【解決手段】床面に形成されたピット4に踏面部11とフロート部12を有する防水体10を水平方向の回動軸14を中心として回動自在に枢支し、この防水体10の自重によりこの防水体に与えられる倒れ方向の回動トルクをTmとし、上記のフロート部12の浮力による起立方向の回動トルクをTbとした場合に、Tb=1.117・Tmとなる扇形の断面形状より大きな輪郭の断面形状のフロート部12を設けた。
請求項(抜粋):
床面または地面に形成されたピットと、このピット内に収容されるとともに水平方向の回動軸を中心として回動自在に枢支された防水体とを備え、この防水体は、少なくとも略水平の倒伏状態から略鉛直の起立状態まで約90°の範囲で回動自在であり、また上記の防水体は、上記の倒伏状態において上記のピットの上面を覆い荷重を支持する踏面部と、この踏面部の下方に設けられ上記の倒伏状態において上記のピット内に収容されこのピット内に水が浸入した場合に浮力によって上記の防水体を起立させるフロート部とを備えており、上記の防水体の倒伏状態において、この防水体の自重によりこの防水体に与えられる倒れ方向の回動トルクをTmとした場合に、上記のフロート部の断面形状は、上記の回動軸を含む水平面と鉛直面との間の略90°の範囲にわたりこの回動軸を中心とする扇形をなし、倒伏状態において上記のピットが満水状態となった場合の浮力によりこの防水体に与えられる起立方向の回動トルクをTbとした場合に、Tb=1.117・Tmとなる扇形の断面形状より大きな輪郭の断面形状であることを特徴とするフロート形防水装置。
IPC (3件):
E06B 5/00 ,  E04H 9/14 ,  E02B 3/04 301
FI (3件):
E06B 5/00 Z ,  E04H 9/14 Z ,  E02B 3/04 301
Fターム (2件):
2D018AA06 ,  2E039AC04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 防水扉の起立装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-321209   出願人:豊国工業株式会社
  • 水遮断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-342081   出願人:林慎一郎

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