特許
J-GLOBAL ID:200903001634340175

隔膜置換器付差圧・圧力伝送器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-359029
公開番号(公開出願番号):特開2000-180284
出願日: 1998年12月17日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】圧力伝達液の比重量の温度変化に基づく零点シフト補償及び温度変化に基づく圧力伝達液の膨張収縮によるダイヤフラムの反力の変化に起因する零点シフトの補償が可能な隔膜置換器付差圧・圧力伝送器を実現する。【解決手段】隔膜置換器付差圧・圧力伝送器において、実際の温度影響値に基づいて、隔膜置換器付き差圧伝送器の場合には、PH-PL=hγ1+AΔT、隔膜置換器付き圧力伝送器の場合には、P=P0+BΔTにおける補正係数A、Bを温度影響実測値より求める。PHは高圧側圧力、PLは低圧側圧力、hは液位、γ1は被測定液の比重量、ΔTは圧力伝達液の温度変化、P0はタンク内圧力である。温度影響実測値より補正係数A、Bを設定し温度補正を行い、圧力伝達液の比重量の温度変化に基づく零点シフト及び温度変化に基づく圧力伝達液の膨張収縮によるダイヤフラムの反力の変化に起因する零点シフトの両方の補正を可能とする。
請求項(抜粋):
測定対象に取り付けられた第1のダイヤフラムから伝達される測定対象の圧力を伝達する圧力伝達液が封入されたキャピラリ管から上記測定対象の圧力が伝達される第2のダイヤフラムと、上記第2のダイヤフラムに伝達された圧力を検出するとともに上記圧力伝達液の温度を検出するセンサと、上記キャピラリの鉛直方向の距離に関連する上記圧力伝達液の温度による影響値及び上記圧力伝達液の温度変化に起因する膨張収縮による第1及び第2のダイヤフラムの反力による影響値のデータとを記憶するメモリと、上記センサの出力及び上記メモリに記憶されたデータを用いて圧力演算処理を行う演算部と、上記演算部による演算結果及び上記温度影響値のデータを記憶した上記メモリの内容を外部の伝送路に発信するとともに、外部からのデータを受信する受発信部と、を備え、上記センサの実際の温度検出により、圧力伝達液の比重量の温度変化に基づく零点シフト補償及び温度変化に基づく圧力伝達液の膨張収縮による第1及び第2のダイヤフラムの反力の変化に起因する零点シフトの補償を行い、上記受発信部を介して外部から送信されたデータにより上記メモリに記憶された温度影響値データの変更を可能としたことを特徴とする隔膜置換器付差圧・圧力伝送器。
IPC (3件):
G01L 13/00 ,  G01L 19/04 ,  G01L 27/00
FI (3件):
G01L 13/00 A ,  G01L 19/04 ,  G01L 27/00
Fターム (10件):
2F055AA40 ,  2F055BB05 ,  2F055CC60 ,  2F055DD20 ,  2F055EE40 ,  2F055FF02 ,  2F055GG32 ,  2F055GG33 ,  2F055HH01 ,  2F055HH07

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