特許
J-GLOBAL ID:200903001635643830

ブラシレスDCモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-001077
公開番号(公開出願番号):特開平8-191589
出願日: 1995年01月09日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 電圧による速度制御と位相による速度制御を最適に切り替えて、最大効率で運転できるブラシレスDCモータを提供する。【構成】 電圧速度制御部44により回転速度を制御するとき、速度制御切替判定部52は、電圧速度制御部44からの電圧指令信号が最大電圧となると、スイッチSW1,SW2を入力2側に切り替えて、電圧速度制御部44から位相速度制御部45に回転速度の制御を切り替える。一方、上記位相速度制御部45により回転速度を制御するとき、速度制御切替判定部52は、レベル判定部51が積分信号が所定値未満であると判定すると、スイッチSW1,SW2を入力1側に切り替えて、位相速度制御部45から電圧速度制御部44に回転速度の制御を切り替える。
請求項(抜粋):
複数極の磁石を有する回転子(10)と、3相Y結線に接続された電機子コイル(1a,1b,1c)を有する固定子(1)と、上記電機子コイル(1a,1b,1c)に対して並列状態で3相Y結線された抵抗回路(2)と、上記電機子コイル(1a,1b,1c)の中性点と上記抵抗回路(2)の中性点との電位差に基づいて、上記回転子(10)と上記固定子(1)の相対的な回転位置を検出して、60deg毎にレベルが切り換わる位置信号を出力する回転位置検出手段(3)と、上記回転位置検出手段(3)の上記位置信号に基づいて、上記電機子コイル(1a,1b,1c)の電圧パターンを切り換えるインバータ部(20)とを備えるブラシレスDCモータにおいて、上記電機子コイル(1a,1b,1c)の中性点と上記抵抗回路(2)の中性点との電位差を検出して、上記電位差を表わす電位差信号を出力する電位差検出手段(21)と、上記電位差検出手段(21)により検出された上記電位差信号を積分して、積分信号を出力する積分手段(22)と、上記積分手段(22)からの上記積分信号を受けて、上記積分信号のレベルが所定値以上か否かを判定するレベル判定手段(6,51)と、上記インバータ部(20)の出力電圧を変化させて上記回転子(10)の回転速度を制御するために、電圧指令信号を上記インバータ部(20)に出力する電圧速度制御手段(44)と、上記位置信号の切り換わり時点から上記電圧パターンを切り換えるまでの位相を変化させて上記回転子(10)の回転速度を制御するために、位相補正角を表わす指令信号を出力する位相速度制御手段(45)と、上記位置信号の切り換わり時点から上記電圧パターンを切り換えるまでの位相を、上記位相速度制御手段(45)からの上記指令信号に基づいて補正する位相補正手段(T1,T2,41,42)と、上記電圧速度制御手段(44)からの上記電圧指令信号に基づいて、上記電圧速度制御手段(44)により回転速度を制御するとき、上記インバータ部(20)の出力電圧が最大電圧となると、上記電圧速度制御手段(44)から上記位相速度制御手段(45)に回転速度の制御を切り替える一方、上記位相速度制御手段(45)により回転速度を制御するとき、上記レベル判定手段(6,51)が上記積分信号のレベルが上記所定値未満であると判定すると、上記位相速度制御手段(45)から上記電圧速度制御手段(44)に回転速度の制御を切り替える速度制御切替手段(52,SW1,SW2)とを備えたことを特徴とするブラシレスDCモータ。
IPC (3件):
H02P 6/16 ,  H02P 6/24 ,  H02P 6/08
FI (3件):
H02P 6/02 371 N ,  H02P 6/02 371 C ,  H02P 6/02 371 J
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特公平5-072197
  • 特開平3-143285
  • 特開平4-275091

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