特許

J-GLOBAL ID：200903001637744579

コンバインの操向制御装置

発明者： 吉邨 文夫
出願人/特許権者： 井関農機株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-151698
公開番号（公開出願番号）：特開平7-008019
出願日： 1993年06月23日
公開日（公表日）： 1995年01月13日
要約：

【要約】【目的】コンバインの刈取操向制御において、穀稈を検出する方向センサ2,3の接触状態によって、方向センサ2,3の未刈稈条A,Bに対する近接値Cや、未刈稈条AとBとの間の条間D等を検出して、これらの変化に応じて操向ブレ-キの制動圧力Pの強弱を設定することにより、条外れやハンチングを防止する。【構成】条刈方向制御を行うために分草杆1の左側の未刈稈条Aとの接触によりONする方向センサ2と、右側の未刈稈条Bとの接触によりONする方向センサ3とを有し、該未刈稈条A,Bに対する方向センサ2,3の各ON距離によって算出される、これら方向センサ2,3と未刈稈条A,Bとの間の各近接値Cと、これら左右の各センサ2,3のON間距離によって算出される左右側の未刈稈条AとBの間の条間Dとによって、ファジイ推論して、左右の操向ブレ-キの制動圧力Pの強弱設定を行う構成とする。

請求項（抜粋）：

分草杆1の左側にア-ムを突出させた左の方向センサ2と右側にア-ムを突出させた右の方向センサ3とによって、左右側の未刈稈条A,Bを各々検出して条刈方向制御を行うコンバインにおいて、左右の各方向センサ2,3のON距離の検出によって各々左右側の未刈稈条A,Bとの近接度合を算出した近接値Cと、左右の各方向センサ2と3のON間距離の検出によって算出した左右側の未刈稈条A,Bの条間Dとによりファジイ推論して、条刈操向時の操向ブレ-キの制動圧力Pの強弱を設定することを特徴とするコンバインの操向制御装置。