特許
J-GLOBAL ID:200903001638612242

固体電解コンデンサの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-011859
公開番号(公開出願番号):特開平6-224089
出願日: 1993年01月27日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 有機固体電解質被膜層を損傷することがなく、バッチ処理を可能とし且つ製品を小形化した固体電解コンデンサを得る。【構成】 複数の陽極体30をプラス内部端子32に接続して連続陽極体組付体34を形成し、その上でこれを化成処理してその表面に酸化被膜層を形成すると共に、各陽極体とプラス内部端子との接続部をポッティング樹脂36で被覆し且つプラス内部端子を挾持クランプ治具38で覆うようクランプした上で、陽極体30の表面に有機固体電解質被膜層40を付着し、次いで各プラス内部端子を各プラス外部端子板42内に接着すると共に、各陽極体の頂部に各マイナス外部端子板46を接着することにより、複数のコンデンサ素子48からなる連続コンデンサ素子組立体50を形成し、そして最後にこの組立体を定磐52上に配置して樹脂54封止し、その後切断線56に沿って切断し分離することにより固体電解コンデンサ58を形成する。
請求項(抜粋):
エッチング処理した複数の直方体アルミニウム陽極体を、その各プラス内部端子を構成するよう一列に整列させたアルミニウムプレーン箔に接続することにより連続陽極体組付体を形成する工程と、この連続陽極体組付体を化成処理してその表面に酸化被膜層を形成する工程と、前記連続陽極体組付体の各陽極体とプラス内部端子との接続部をポッティング樹脂で被覆すると共に前記プラス内部端子を挾持クランプ治具で覆うようクランプした上で、陽極体の表面に有機固体電解質被膜層を付着する工程と、前記連続陽極体組付体の各プラス内部端子を、その各プラス外部端子板を構成するよう平板状導電板上に凹凸コの字状に屈折加工した凹部内に接着すると共に、このプラス内部端子を固定用ポッティング樹脂を介在させて折り曲げ、陽極体を前記プラス外部端子内に固定し直立させる工程と、この直立された陽極体の頂部に、その各マイナス外部端子を構成するよう平板状導電板上に凹凸コの字状に屈折加工した凹部を接着する工程と、前記プラスおよびマイナス両外部端子板の間に樹脂を注入して陽極体を封止した上で、前記両外部端子単位毎に切断する工程とからなることを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
IPC (3件):
H01G 9/24 ,  H01G 9/05 ,  H01G 9/02 331

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