特許
J-GLOBAL ID:200903001643621179
表面性状と深絞り性の優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-175592
公開番号(公開出願番号):特開平6-017143
出願日: 1992年07月02日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 深絞り性と表面光沢が優れたフェライト系ステンレス鋼薄板を薄肉鋳片から製造することを目的とする。【構成】 重量%で、C:0.03%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.040%以下、S:0.030%以下、Cr:10.0〜35.0%、及びN:0.03%以下を含有し、更にNi:0.3〜5.0%、更に必要に応じてMo:0.1〜5.0%、Cu:0.2〜1.0%、Ti:0.1〜1.0%、Al:0.05〜1.0%、Nb:0.1〜1.0%、V:0.1〜1.0%の1種又は2種以上及び更に必要に応じてB:0.0003〜0.0030%を含み、残部Fe及び不可避的不純物からなり、かつ、γ′P (ガンマポテンシャル)≦0を満足するフェライト系ステンレス鋼を連続鋳造して得た薄肉鋳片に400〜500mm径の大径ロールによる圧延率40%以上の第1冷間圧延と40〜100mmの小径ロールによる第2圧延率50%以上の冷間圧延を順次施す。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.03%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.040%以下、S:0.030%以下、Cr:10.0〜35.0%、及びN:0.03%以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、かつ、 γ′P =420C%+470N%+23Ni%+9Cu%+7Mn% -11.5Cr%-11.5Si%-12Mo%-23V% -47Nb%-49Ti%-52Al%+179≦0を満足するフェライト系ステンレス鋼を連続鋳造し、得られた鋳片を巻取り、次いで酸洗し、次いで直径400〜500mmの大径ロールで圧延率40%以上の第1冷間圧延を行い、更に直径40〜100mmの小径ロールで圧延率50%以上の第2冷間圧延を行って最終板厚とし、得られた冷延板に最終焼鈍を施すことを特徴とする表面性状と深絞り性の優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/48
, C21D 8/04
, C22C 38/00 302
, C22C 38/50
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