特許
J-GLOBAL ID:200903001648886456
無線アドホック端末
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-049181
公開番号(公開出願番号):特開2000-252992
出願日: 1999年02月25日
公開日(公表日): 2000年09月14日
要約:
【要約】【課題】制御パケットがブロードキャスト送信される範囲をルート再構築が行われる対象となる端末の周辺までに限定し、無駄な制御パケットのブロードキャスト送信によるトラヒック減少を防止する。【解決手段】送信元端末と宛先端末との間で直接通信できない場合に、通信ルートを検索するための制御パケット信号を送信し、その結果を受信することで特定し、データパケットを転送する無線アドホックネットワークにおいて、現在使用している通信ルートが使用できなくなった場合に、使用できなくなった通信ルートの中継端末による中継数を保持する手段(S211)と、新たな通信ルートを探索するための制御パケットを作成し、制御パケットの生存期間の制限として中継数に当該無線アドホックネットワークにおいて予め定められた固定値mを加えた結果を制限中継回数とし、制御パケットに付加して同報送信する手段(S215)とを備える無線アドホック端末。
請求項(抜粋):
データパケットの送信、受信及び中継の全ての機能をそれぞれが備える少なくとも3つの無線端末を利用し、任意の無線端末を、データパケットの送信元となる送信元端末、データパケットの送信先となる宛先端末、又はデータパケットを中継する中継端末のいずれかとし、前記送信元端末と前記宛先端末との間で直接通信できない場合には、1つ以上の前記中継端末を利用する通信ルートを、前記通信ルートを検索するための信号を送信し、その結果を受信することで特定し、特定された通信ルートを利用してデータパケットを転送する無線アドホックネットワークにおいて、前記送信元端末、前記中継端末又は前記宛先端末のいずれかとなる無線端末であって、現在使用している通信ルートが使用できなくなった場合、新たな通信ルートを探索するためのパケット(以下制御パケットと呼ぶ)を作成し、該制御パケットの生存期間の制限を該制御パケットに付加して同報(ブロードキャスト)送信する制御パケット送信手段と、使用できなくなった通信ルートの中継端末による中継数を保持する中継数保持手段と、該中継数に、当該無線アドホックネットワークにおいて予め定められた固定値、又は、該中継数に応じて定められる可変値、によって決定される第1の数を加えた結果を制限中継回数とし、前記制御パケット送信手段に、前記制御パケットの生存期間の制限として該制限中継回数を制御パケットに付加させ、制御パケットをブロードキャスト送信させる制御手段とを備えることを特徴とする無線アドホック端末。
Fターム (5件):
5K033CB13
, 5K033CC01
, 5K033DA19
, 5K033DB12
, 5K033DB18
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