特許
J-GLOBAL ID:200903001649879240

内燃機関用燃料噴射ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中平 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-161768
公開番号(公開出願番号):特開平10-054330
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【目的】 騒音を含むすべての有害放出物の放出特性を改善された燃料噴射ノズルを提供する。【構成】 燃料噴射ノズルはノズル先端3に終るノズルハウジング1とこのノズルハウジング内に案内されるノズルニードル7とを含み、ノズルニードル7はノズル先端3にある円錐状弁座4へ弾性的に押付けられ、この円錐状弁座4はノズルニードル7の円錐状端部8により覆われる複数の噴孔15を持ち、かつ盲穴6へ移行している。ノズルニードル7の第1の行程段階の終りにおいて、ノズルニードル7の円錐状端都8と円錐状弁座4との間で噴孔15の延長部に生ずるそれぞれの仮想円筒の周面積Mは、それぞれの噴孔15の断面積Qより小さい。この仮想円筒の周面積Mはそれぞれの噴孔15の断面積Qの最大0.3倍であり、噴孔15への入口17は、噴孔15の直径26の少なくとも10分の1の半径27で丸められている。
請求項(抜粋):
ノズル先端(3)に終るノズルハウジング(1)とこのノズルハウジング内に案内されかつ下端が円錐状のノズルニードル(7)とを含み、ノズルニードル(7)がノズル先端(3)にある円錐状弁座(4)へ弾性的に押付けられ、円錐状弁座(14)がノズルニードル(7)の円錐状端部(8)により覆われる復数の噴孔(15)を持ち、かつ盲穴(6)へ移行し、供給される燃料の圧力を受けるノズルニードル(7)が、第1の行程段階において、第1のばね(9)の力に抗して弁座(4)から離れて、第2の行程段階において第2のばね(10)の力に抗して移動可能なストツパ(14a)へ当り、第1の行程段階の終りにおいて、ノズルニードル(7)の円錐状端部(8)と円錐状弁座(4)との間で各噴孔(15)の延長部に生ずるそれぞれの仮想円筒の周面積(M)が、それぞれの噴孔(15)の断面積(Q)より小さく、それにより、ノズルニードル(7)の円錐状端部(8)と円錐状弁座(4)との間の空間において燃料流の第1の転向と、続いて噴孔(15)への流入の際の第2の転向とが行われる、燃料噴射ノズルにおいて、仮想円筒の周面積(M)がそれぞれの噴孔(15;15′,15′′)の断面積(Q)の最大0.3倍であり、噴孔(15;15′,15′′)への入口(17;17′,17′′)が、それぞれの噴孔(15;15′,15′′)の直径(26;26′,26′′)の8ないし25%の半径(27;27′,27′′)で丸められていることを特徴とする、内燃機関用燃料噴射ノズル。
IPC (3件):
F02M 61/18 330 ,  F02M 61/18 350 ,  F02M 61/16
FI (3件):
F02M 61/18 330 B ,  F02M 61/18 350 B ,  F02M 61/16 Y

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