特許
J-GLOBAL ID:200903001651245585
分配器アセンブリー
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-589276
公開番号(公開出願番号):特表2002-532246
出願日: 1999年10月26日
公開日(公表日): 2002年10月02日
要約:
【要約】本発明は、多床の下降流接触反応器つまり垂直に重ねられた粒状の接触物質の充填床を包含し、液体または液体とガスとの混合物が充填床を通って流下するにつれてこれが処理される反応器のための分配器アセンブリーに関する。このタイプの反応器は、水素化処理、水素化仕上げ、水素化分解および脱ロウのような種々の接触反応を実施するために、石油工業および化学処理工業で使用される。
請求項(抜粋):
(a)円筒状の反応器壁、(b)この円筒状反応器壁に固定して取り付けられている少くとも一つの取り付け手段、(c)この取り付け手段に固定して取り付けられておりまた上記の円筒状反応器壁の内面の間に配置されている二つ以上の触媒床であって、上方の触媒床から下方の触媒床に液体とガスが流れることを可能にするように互いに垂重に重ねられているもの;(d)上記の取り付け手段に固定して取り付けられそして上記の円筒状反応器壁の内面の間にまた上記の触媒床の間に配置されており、かつ (1)上記の円筒状反応器壁の間に実質的に水平に配置されており、上方の上記触媒床から流下する液体を収集するように形づくられている収集板であって、上方の上記触媒床から下方の上記触媒床に向って液体とガスとが流れることを可能にするように形づくられている流出口を中央部に有するもの、 (2)おおむねアーク形状の大体2つから大体6つの細長いバッフルであって、 (a)上記の収集板に関して、くいちがいながら実質的に対称的であるパターンで配置されており、 (b)各バッフルは、上記収集板に固定して取り付けられている下端部と、上端部を液体が溢流するのを実質的に防止するのに十分な高さまで実質的に垂直に上方に延びる上端部とを有し、 (c)各バッフルは、上記円筒状反応器壁に近接する先頭部分と上記収集板の中央部分に近接して反対側にある末尾部分とを有し、この収集板の周縁部分に近接する各バッフルの上記先頭部分は上記の収集板の周縁に対して収集板の半径の約5〜約40%の距離にあり、また上記収集板の中央部分に近接して反対側にある上記末尾部分は上記収集板の中央に対してこの収集板の半径の約5%〜約40%の距離にあり、 (d)上記の細長いバッフルの各々の先頭部分は、このバッフルの他の末尾部分と重なり合い、 (e)上記の細長いバッフルが、上記収集板の外方部分からこの収集板の中央部分に向って上記液体を導くように形づくられ、また細長い各バッフルの末尾部分から流出する液体と、隣り合って重なり合う細長いバッフルの先頭部分に流入する液体との混合を惹起するように形づくられているもの (3)底部が上記収集板によって区切られ、一つの側面が上記円筒状反応器壁によって区切られ、対向する側面が上記の細長いバッフルの外面によって区切られている第1の混合帯、 (4)上記の流出口の近辺で上記収集板に固定して取り付けられている第1の円筒状せきであって、上記の液体とガスが上記流出口を通って下方の触媒床に向って流れる以前に、これらが上記の第1の円筒状せきを乗り越えるように上昇させるために形づくられているもの、 (5)第2の混合帯であって、 (a)底部が上記収集板によって区切られ、一つの側面がキャップのおよび上記の第1の円筒状せきの外面によって区切られそして対向する側面が上記バッフルの内面によって区切られており、 (b)一つの側面が一つの細長いバッフルの先頭部分の内面によって区切られまた対向する側面が、重なり合う細長いバッフルの末尾部分の外面によって区切られている複数の流入部を有し、また (c)この流入部が、上記の液体が上記の第1混合帯から上記の第2混合帯に流れることを可能にするように形づくられている流路をなすもの、 (6)上記の第1の円筒状せきを覆ってまたこれのまわに配置されているキャップであって、 (a)これによって、上記の第1の円筒状せきの外面と上記のキャップの内面との間の円環状の流路からなる第3混合帯が形成され、そして (b)このキャップの下端に始まり、このキャップの一部分まで実質的に垂直に配置されており、上記の第2混合帯から上記の第3混合帯にガスと液体とが通過することを可能にするように形づくられている、キャップの開放端の周囲に実質的に対称的に配置されている多数のスロットを有するもの、 (7)上記第3混合帯内に固定して配置されている大体2つから大体6つの半らせん形のバッフルであって、細長い形状を有し、側方の一つの端縁が上記キャップの内面に固定されるか、対向する側方の端縁が上記の第1の円筒状せきの外面に固定されており、また長手方向の端縁が、上記の第1の円筒状せきの底部に近接するものの上記のキャップの上記のスロットの上部の上方にあるように配置され、そして対向する長手方向の端縁が上記の第1の円筒状せきの上方部分に近接して配置されており、上記の第3の混合帯内の上記の液体とガスを側方に移動させまたこの液体とガスとの一層の混合を惹起するように形づくられているもの、 (8)上記の第1の円筒状せきの上面を覆って配置されている実質的にドーナッツ状のスクリーン部材であって、これによって、上面がキャップによって区切られ、下面が実質的にドーナッツ状のスクリーン部材によって区切られ、そしてドーナッツ状スクリーン部材の内径と外径との間の幅を有する第4の混合帯が形成され、この第4混合帯は一層の液-液混合を惹起しまた上記の液体と上記のガスとの分離を惹起するように形づくられており、上記の実質的にドーナッツ状であるスクリーン部材の内径が上記の第1の円筒形せきの直径の約10%〜約75%であるもの、 (9)上記の液体と上記のガスとをそらしそして上記の液体とガスとの一層の混合を惹起するように形づくられている、上記のドーナッツ状スクリーン部材の上面に固定して取り付けられている大体2つから大体6つの第4混合帯バッフル、 (10)上記の収集板中の上記流出口のまわりに配置されそして上記の第1の円筒状せき内に配置されており、またこの第1円筒状せきより小さい直径とこれより低い高さとを有する第2の円筒状せきであって、これによって、底部が上記収集板によって区切られ、外側面が上記の第1の円筒状せきの内面によって区切られ、そして内側面が上記の第2の円筒状せきの外面によって区切られている円環状の第5の混合帯が形成され、この第5混合帯が、上記第4混合帯からの液体が、上記の第2の円筒状せきの上端を越えて下方の触媒床に向って流れる以前にこの液体をさらに混合させるために、上記第4混合帯からの液体を受け入れるように形づくられているもの、および (11)上記の第2混合帯内に配置されている大体2つから大体6つのクエンチガス口であって、各々の口が収集のための上記収集板に近接して配置されそして上記第2混合帯内の上記液体の表面の下方において、また上記のおおむねアーク状をなす細長いバッフルの各々の末尾部分に向けてクエンチガスを放出するように形づくられているものからなる分配器アセンブリーからなる多床の下降流接触反応器のための分配器アセンブリー。
IPC (3件):
B01J 8/04
, C10G 45/72
, C10G 47/36
FI (3件):
B01J 8/04
, C10G 45/72
, C10G 47/36
Fターム (8件):
4G070AA01
, 4G070AA03
, 4G070AA05
, 4G070AB07
, 4G070BB06
, 4G070CA18
, 4G070CB17
, 4G070DA22
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