特許
J-GLOBAL ID:200903001653770261

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-218747
公開番号(公開出願番号):特開平6-043587
出願日: 1992年07月27日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】長期保存時の不要なかぶりの発生を抑え、鮮鋭度が向上したハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供する。【構成】感光材料を構成する少なくとも一層に、高沸点有機溶媒によって分散された下記一般式(I)で表わされる化合物の少なくとも一種を含む。一般式(I)P-(X)m -DDは写真用染料部を表し、Xはヘテロ原子を介してPに結合している二価の連結基を表し、Pは写真処理においてP-Xの結合が開裂する保護基を表わす。mは1〜3の整数を表す。
請求項(抜粋):
支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、該感光材料を構成する少なくとも一層に下記一般式(S-1)〜(S-8)で表される高沸点有機溶媒の少なくとも一種によって分散された下記一般式(I)で表される化合物の少なくとも一種を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。一般式(S-1)【化1】式中、R1 、R2 及びR3 はそれぞれ独立にアルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を表す。一般式(S-2)【化2】式中、R4 及びR5 はそれぞれ独立にアルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を表し、R6 はハロゲン原子(F、Cl、Br、I以下同じ)、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基またはアルコキシカルボニル基を表し、aは0〜3の整数を表す。aが2以上のとき複数のR6 は同じでも異なっていてもよい。一般式(S-3)【化3】式中、Arはアリール基を表し、bは1〜6の整数を表し、R7 はb価の炭化水素基またはエーテル結合で互いに結合した炭化水素基を表す。一般式(S-4)【化4】式中、R8 はアルキル基またはシクロアルキル基を表し、cは1〜6の整数を表し、R9 はc価の炭化水素基またはエーテル結合で互いに結合した炭化水素基を表す。一般式(S-5)【化5】式中、dは2〜6の整数を表し、R10はd価の炭化水素基(ただし芳香族基を除く)を表し、R11はアルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を表す。一般式(S-6)【化6】式中、R15はアルキル基、シクロアルキル基、アルコキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アリール基またはシアノ基を表し、R16はハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアリールオキシ基を表し、eは0〜3の整数を表す。eが2以上のとき複数のR16は同じでも異なっていてもよい。一般式(S-7)【化7】式中、R17及びR18はそれぞれ独立にアルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を表し、R19はハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアリールオキシ基を表し、fは0〜4の整数を表す。fが2以上のとき複数のR19は同じでも異なっていてもよい。一般式(S-8)【化8】式中、A1 、A2 、...、An はそれぞれ異なる非発色性エチレン様モノマーより与えられる重合単位を表し、a1 、a2 、...、an はそれぞれの重合単位の重量分率を表し、nは1〜30の整数を表す。一般式(I)【化9】式中、Dは写真用染料部を表し、Xはヘテロ原子を介してPに結合している二価の連結基を表し、Pは写真処理においてP-Xの結合が開裂する保護基を表す。mは1〜3の整数を表す。
IPC (2件):
G03C 1/83 ,  G03C 7/388

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