特許
J-GLOBAL ID:200903001665868518

音場生成回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-079886
公開番号(公開出願番号):特開平6-289858
出願日: 1993年04月06日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】 左右の広がり感のみならず、自然楽器の大きさや形状を感じさせるような音場の奥行き感を出すことができる音場生成回路を提供する。【構成】 モノラル信号Isを遅延させた遅延信号Ds1と、モノラル信号Isとを加算した信号Lsを出力する一方、モノラル信号Isと遅延信号Ds1とを減算した信号R′sを出力するくし型フィルタC1と、モノラル信号Isを遅延させた遅延信号Ds2と、モノラル信号Isとを加算した信号Rsを出力する一方、モノラル信号Isと遅延信号Ds2とを減算した信号L′sを出力するくし型フィルタC2と、信号R′sを遅延させて遅延信号Ds3を出力する遅延回路3と、信号L′sを遅延させて遅延信号Ds4を出力する遅延回路4と、遅延信号Ds4と信号Lsとを加算し、これを左スピーカLSPへ供給する加算器A5と、遅延信号Ds3と信号Rsとを加算し、これを右スピーカRSPへ供給する加算器A6とを設けた。
請求項(抜粋):
第1の入力楽音信号を所定時間遅延させて得られる第1の遅延信号と、前記第1の入力楽音信号とを加算してこの結果を第1の出力とすると共に、前記第1の入力楽音信号と前記第1の遅延信号とを減算してこの結果を第2の出力とする第1のくし型フィルタと、前記第1の入力楽音信号と同一もしくはこれと異なる第2の入力楽音信号を所定時間遅延させて得られる第2の遅延信号と、前記第2の入力楽音信号とを加算してこの結果を第3の出力とすると共に、前記第2の入力楽音信号と前記第2の遅延信号とを減算してこの結果を第4の出力とする第2のくし型フィルタと、前記第1および第2の出力のうち一方の出力を所定時間遅延させて得られる第3の遅延信号と、前記第3および第4の出力のうち一方の出力とを加算し、この結果を第1の出力系統へ供給すると共に、前記第1および第2の出力のうち前記遅延を施さない方の出力と、前記第3および第4の出力のうち前記第3の遅延信号と加算しない方の出力を所定時間遅延させて得られる第4の遅延信号とを加算し、この結果を第2の出力系統へ供給する音場生成手段と、前記第3の遅延信号の遅延時間と、前記第4の遅延信号の遅延時間とをそれぞれ独立に制御する制御手段とを具備することを特徴とする音場生成回路。
IPC (4件):
G10H 1/00 ,  G10K 15/12 ,  H04R 3/12 ,  H04S 1/00

前のページに戻る