特許
J-GLOBAL ID:200903001668101960

回転圧縮濾過機及び軟質処理物の脱水方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-297097
公開番号(公開出願番号):特開2003-093812
出願日: 2001年09月27日
公開日(公表日): 2003年04月02日
要約:
【要約】【目的】ケーキの円滑な排出を維持しつつ、ケーキを効率的に圧縮し、脱水度を向上さ回転式圧縮濾過機を提供する。また、軟質の固形物を含む処理液の脱水処理に有効な装置及び方法を提供する。【構成】2枚のスクリーンを平行から僅かな角度をもって対向させ、スクリーンの間隔が減少する過程でケーキを圧縮する。或いは、濾過室の断面積を半径方向に徐々に減少させ、なおかつ隔壁板とスクリーンの回転方向とがなす角度を一定以下にすることによりケーキの排出が容易であるようにする。軟質の固形物を含む処理液については、複数の供給口を有する回転式圧縮濾過機を用い、第1の供給口からは通常の処理液より液体透過性の良い固形物を含む第1の処理液を供給することにより、第1の処理液中の液体透過性の良い固形物の層をスクリーン表面に形成し、第2の供給口から供給される通常の処理液を効率的に脱水する。
請求項(抜粋):
所定の間隔で対向する2枚の円盤状で透水性を有するスクリーンと、駆動手段によって駆動され、該スクリーンと一体になって回転する内輪可動スペーサーと、2個の内輪可動スペーサーの間に位置し、それらと摺動する内輪固定スペーサーと、該スクリーンの外周部の大部分に接する外輪スペーサーとで囲まれた濾過室を有し、該内輪スペーサーから外輪スペーサーまでの空間を半径方向に区切る隔壁板によって濾過室が区分され、該隔壁板の片側を始端とし反対側を終端とする濾過室を形成し、始端部付近に処理液供給口を有し、終端部に隣接してケーキ通路及びケーキ出口を有し、スクリーンを処理液供給口からケーキ出口方向へ連続的に回転させ、スクリーン面の摩擦力によって処理物中の固形物を濾過室終端部方向に駆動することにより処理物を加圧し、処理液から液体を除去し、固形分濃度が高まったケ-キをケーキ出口より外部へ排出するように構成した回転式圧縮濾過機において、前記のスクリーンの1枚が対向するスクリーンと1〜10度の角度をなし、濾過室終端部に向かって次第に濾過室断面積が減少するように構成したこと特徴とする回転式圧縮濾過機。
IPC (3件):
B01D 33/17 ,  B30B 9/26 ,  C02F 11/12
FI (3件):
B30B 9/26 ,  C02F 11/12 D ,  B01D 33/24
Fターム (11件):
4D026BA03 ,  4D026BA04 ,  4D026BB05 ,  4D026BC39 ,  4D026BE06 ,  4D026BE11 ,  4D026BF19 ,  4D059AA00 ,  4D059BE15 ,  4D059BE27 ,  4D059CB21
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特公昭50-030868
  • セルロースエーテルの脱水方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-033225   出願人:信越化学工業株式会社
  • 特公昭43-019805
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審査官引用 (8件)
  • 特公昭50-030868
  • セルロースエーテルの脱水方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-033225   出願人:信越化学工業株式会社
  • 特公昭43-019805
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