特許
J-GLOBAL ID:200903001676105281

樹脂モールドコイルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-275230
公開番号(公開出願番号):特開平5-114529
出願日: 1991年10月23日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【構成】 コイル素子体10は軸方向に沿った樹脂含浸路を周方向に間隔をおいた2カ所に有する。このコイル素体10を、2カ所の樹脂含浸路が上下方向に位置するようにモールド金型6内に傾斜させて配置し、この状態で樹脂モールドする。【効果】 モールド金型6内に充填された樹脂は、液面の上昇に伴い、一方の樹脂含浸路からコイル素体10内に流入し電線の巻回間に形成された周方向の隙間を通って他方の樹脂含浸路から流出する。これにより樹脂がコイル素体10内にくまなく行き渡るので樹脂未含浸部が形成されない。しかも樹脂含浸路を周方向の2カ所に設けるだけでよいので、コイル製作の作業性がよく外形寸法も周方向全体にわたって大きくなることがない。
請求項(抜粋):
軸方向に沿った樹脂含浸路を有するコイル素体をモールド金型内に収納して樹脂モールドする樹脂モールドコイルの製造方法において、前記コイル素体の樹脂含浸路を周方向に間隔をおいた2ケ所に設け、この2ケ所の樹脂含浸路が上下方向に位置するように前記コイル素体を傾斜させて配置し、この状態で樹脂モールドすることを特徴とする樹脂モールドコイルの製造方法。

前のページに戻る