特許
J-GLOBAL ID:200903001682319722

適応シフト制御方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-111281
公開番号(公開出願番号):特開平8-058437
出願日: 1995年04月12日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 少なくとも一部自動化された機械式歯車変速装置において、円滑なアップシフトを実行可能にする。【構成】 自動機械式変速装置10の選択されたアップシフトの実行可能性を電子制御装置106 によって評価し、実行可能と決定された選択シフトのみを実行する。実行可能と決定したアップシフトが車両の作動状態によって結果的に完了できないシステムの不具合に応じて、少なくとも一時的に、アップシフトの実行可能性がより消極的に判断されるように(すなわち、選択されたアップシフトの実行可能性により厳しい要求が設定されるように)、エンジン減速を示すパラメータの実効値を減少させ、また、車両減速を示すパラメータ実効値を増加させるように、アップシフトの実行可能性を評価する論理規則を修正する。これによって、車両の作動状態にかかわらず、常に円滑なアップシフトを行うことができる。
請求項(抜粋):
制御された燃料スロットル制御形エンジン(E) と、歯車比変更動作中に決定可能な予測加速度を有する入力軸(16)及び車両の駆動ホィールを駆動する出力軸(90)を備えた多段速度歯車変速機(10)と、前記エンジン及び変速機間に駆動的に介在している摩擦マスタークラッチ(C) と、変速機入力軸(16)の回転速度を表す第1入力信号を発生する第1センサ(98)と、車両速度を表す第2入力信号を発生する第2センサ(100) と、エンジントルクを表す入力信号を発生する第3センサ (DL/52) と、前記変速機のシフトを制御する変速機アクチュエータ(1127096) とを備えてなる車両用機械式歯車変速装置の少なくとも部分的に自動化された選択シフトの実行を制御するための適応シフト制御方法であって、現在の連結変速比から目標歯車比へのアップシフトの選択を決定する段階と、少なくとも(i) 現在のエンジントルクおよび(ii)現在の車両加速度を表す前記入力信号についての第1関数として、現在の車両作動状態で駆動ホィールへのエンジントルクがゼロである場合の予測車両加速度(A0)を決定する段階と、(i) 現在の車両作動状態で駆動ホィールへのエンジントルクがゼロである場合の予測車両加速度(A0)、(ii)選択された目標歯車比の歯車比、及び、(iii) 目標歯車比へのアップシフト中の予測入力軸加速度についての第2関数として、選択シフトを実行した場合の目標歯車比の噛み合いのためのほぼ同期した状態を達成することの可能性または不可能性を決定する段階と、目標歯車比の噛み合いのためのほぼ同期した状態の達成が可能であることが決定されたときだけ選択されたシフトを実行する段階とを含み、選択されたシフトの開始後、目標歯車比の噛み合わせのためのほほ同期した状態の達成の失敗を検知したとき、次のアップシフト選択のために、現在の車両作動状態で駆動ホィールへのエンジントルクがゼロの場合において、歯車比の変更作動中の予測入力軸加速度を増加させるように、または、予測車両加速度を減少させるように、前記第1関数および第2関数の一方を修正するようにしたことを特徴とする適応シフト制御方法。
IPC (8件):
B60K 41/08 ,  B60K 20/00 ,  F02D 29/00 ,  F16H 61/18 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:48
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る