特許

J-GLOBAL ID：200903001684894040

波長選択機能付きスプリッタ

発明者： 山本 文彦 ,  上塚 尚登 ,  白田 知之
出願人/特許権者： 日立電線株式会社 ,  日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 絹谷 信雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-035536
公開番号（公開出願番号）：特開平8-234028
出願日： 1995年02月23日
公開日（公表日）： 1996年09月13日
要約：

【要約】【目的】 1個で所定の波長の信号光と、異なる波長に分波した信号光とを各ポートに入出力できる波長選択機能付きスプリッタを提供する。【構成】 基板上20に、単一モードのチャネル導波路で構成したY分岐器23aを用い、その出力ポート23ab、23acに複数のY分岐器23aの入力ポート23b,23cを互いに従属接続した1×Nスプリッタにおいて、コア幅の異なった2本の平行なチャネル導波路41,42からなる非対称方向性結合器40と、非対称方向性結合器40のチャネル導波路間か又はコアの近傍に形成したグレーティング43とを備えたグレーティング付き非対称方向性結合器を1×Nスプリッタの各出力ポート22a〜22rに接続すると共に、グレーティング43の周期を変えることにより、1×Nスプリッタの入力ポート21に入力した光を分岐、分波して各出力ポート22a〜22rから異なる波長の光を出力するようにしたことを特徴としている。

請求項（抜粋）：

基板上に、断面が矩形状のコアをそのコアよりも屈折率の小さいクラッドで埋め込んだ単一モードのチャネル導波路で構成した1本のチャネル導波路がその途中から2本の導波路に分岐したY字形状のY分岐器を用い、その2本の出力ポートに複数のY分岐器の入力ポートを互いに従属接続した1×Nスプリッタにおいて、コア幅の異なった2本の平行なチャネル導波路からなる非対称方向性結合器と、この非対称方向性結合器のチャネル導波路間か又はコアの近傍に形成したグレーティングとを備えたグレーティング付き非対称方向性結合器を上記1×Nスプリッタの各出力ポートに接続すると共に、グレーティングの周期を変えることにより、上記1×Nスプリッタの入力ポートに入力した光を分岐、分波して上記各出力ポートから異なる波長の光を出力するようにしたことを特徴とする波長選択機能付きスプリッタ。