特許
J-GLOBAL ID:200903001688853135

感熱記録体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市川 恒彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-228515
公開番号(公開出願番号):特開2003-039828
出願日: 2001年07月27日
公開日(公表日): 2003年02月13日
要約:
【要約】【課題】 感熱記録体について、高温条件下における白色度の低下を抑制すると共に同条件下における記録画像の安定性を高め、併せてNOxやSOxなどの活性ガスに曝された場合であっても記録画像及び地肌部が変褪色しにくいようにする。【解決手段】 感熱記録体は、無色ないしは淡色の塩基性染料と、当該塩基性染料と接触して呈色し得る呈色剤とを含有する感熱記録層を備えており、呈色剤として4-メチル-2,4-ビス(p-ヒドロキシフェニル)-ペンタ-1-エンを使用し、また、感熱記録層が下記の一般式(1)等で示される特定のフェノール化合物を含んでいる。【化1】
請求項(抜粋):
無色ないしは淡色の塩基性染料と、前記塩基性染料と接触して呈色し得る呈色剤とを含む感熱記録層を備えた感熱記録体において、前記呈色剤として4-メチル-2,4-ビス(p-ヒドロキシフェニル)-ペンタ-1-エンを使用し、前記感熱記録層が下記の一般式(1)〜(13)で示されるフェノール化合物からなる群から選択された少なくとも1つを含むことを特徴とする感熱記録体。【化1】(一般式(1)中、R1は水素原子またはメチル基を示す。)【化2】(一般式(2)中、R2は水素原子またはメチル基を示し、R3は水素原子または炭素数が1〜4個のアルキル基を示す。)【化3】(一般式(3)中、R4は炭素数が1〜8個のアルキル基を示す。)【化4】(一般式(4)中、R5は水素原子またはアリル基を示し、R6はヒドロキシル基または炭素数が1〜4個のアルコキシル基を示す。)【化5】(一般式(5)中、R7は水素原子またはメチル基を示し、R8は炭素数が1〜5個のアルキル基、炭素数が1〜5個のアルコキシカルボニル基で置換された炭素数1〜5個のアルキル基、炭素数が1〜5個のアルコキシカルボニル基、p-ヒドロキシフェニル基または4-(2-p-ヒドロキシフェニルプロピル)フェニル基を示す。)【化6】(一般式(6)中、Xは炭素数が1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい炭素数が2〜3個の直鎖状のアルキレン基を示す。)【化7】(一般式(7)中、R9はヒドロキシル基を示す。)【化8】(一般式(8)中、R10およびR11は水素原子または炭素数が1〜8個のアルキル基を示す。)【化9】(一般式(9)中、R12は水素原子またはメチル基を示し、R13は水素原子または炭素数が1〜4個のアルキル基を示し、R14は水素原子またはアクリル基を示し、R15はメチル基またはエチル基を示す。)【化10】(一般式(10)中、R16およびR17は水素原子またはメチル基を示し、R18は炭素数が1〜5個のアルキル基、2-(2-メチル-4-ヒドロキシ-5-シクロヘキシルフェニル)プロピル基または2-(2-メチル-4-ヒドロキシ-5-t-ブチルフェニル)プロピル基を示し、R19はt-ブチル基またはシクロヘキシル基を示す。)【化11】(一般式(11)中、R20およびR21は水素原子または炭素数が1〜4個のアルキル基を示す。)【化12】(一般式(12)中、R22は水素原子または炭素数が1〜4個のアルキル基を示す。)【化13】(一般式(13)中、Mは水素原子、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛またはアルミニウムを示し、nは1〜3の整数を示す。)
IPC (2件):
B41M 5/26 ,  B41M 5/30
FI (2件):
B41M 5/18 101 C ,  B41M 5/18 108
Fターム (8件):
2H026AA07 ,  2H026BB02 ,  2H026BB30 ,  2H026DD12 ,  2H026DD23 ,  2H026DD45 ,  2H026DD53 ,  2H026FF01

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