特許

J-GLOBAL ID：200903001692438681

選択性気体透過膜

発明者： 石井 勝視
出願人/特許権者： 日東電工株式会社
代理人 (1件)： 池内 寛幸 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-301747
公開番号（公開出願番号）：特開平5-137983
出願日： 1991年11月18日
公開日（公表日）： 1993年06月01日
要約：

【要約】【目的】 反応性ポリシロキサンとシランを反応して得られるポリマーを多孔質支持膜上に活性薄膜として形成することにより、高透過速度かつ高分解能の選択性気体透過膜とする。【構成】 ポリエステル不織布基材に、有機溶剤に化学的に安定なポリイミドを極性溶媒に溶解した溶液を塗布し、次に水に浸漬することにより異方性構造の多孔質支持体層を形成する。次に反応性ポリシロキサン(両末端ヒドロキシ-ジメチルポリシロキサン)と、フェニルトリメトキシシランの混合溶液を塗布し加熱して反応性ポリシロキサンとシランを反応させて、ポリイミド支持膜の緻密層上に活性薄膜を有する選択性気体透過膜を形成する。

請求項（抜粋）：

一般式【化1】(ただし式中R1 ,R2 は同一の基でも異なった基でも良く、メチル基、フェニル基、フロロアルキル基が単独あるいは混在していてもよい、nは10〜10000の整数)で示される反応性ポリシロキサンに、一般式Aa SiB4-a (式中のaは0〜3の整数、式中Aは水素、アルキル基、フェニル基、式中Bは塩素、アルコキシル基)で示されるシラン化合物、またはポリシラン化合物を反応させて得られるポリマーを多孔質支持膜上に活性薄膜として形成してなることを特徴とする選択性気体透過膜。

IPC (2件)：

B01D 71/70 500 ,  B01D 71/64