特許
J-GLOBAL ID:200903001693781886

制御型カスコードの利得を高めるためのフィードバックアンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-022857
公開番号(公開出願番号):特開平7-022858
出願日: 1994年02月21日
公開日(公表日): 1995年01月24日
要約:
【要約】【目的】 制御型カスコード回路用フィードバックアンプのチップ面積および消費電力を少なくすること【構成】 本発明の「制御型カスコード」のフィードバック回路10のエッセンスは、nチャンネルデバイスm1 のドレイン電圧を調節して、小信号電流を発生するのに2つの異なるデバイス極性すなわちデバイスm8 およびm9 に対してそれぞれpチャンネルおよびnチャンネルを使用することである。デバイスm1 のドレインにおける電圧を測定し、ミラーデバイスm5 およびm6 によりサーキュラー状にデバイスm8 およびm9 により発生される小信号電流をロードデバイスまで向ける(ステアリング)ことにより、カスコードデバイスm2 をドライブするのに使用できるデバイスm7 の両端に、負荷電圧を発生できる。
請求項(抜粋):
カスコード部分と、フィードバックアンプとを備え、前記カスコード部分は第1極性のソース共通MOSトランジスタと、カスコードデバイスとを備え、ソース共通MOSトランジスタのドレインはカスコードデバイスのソースに結合され、制御型カスコード回路への入力信号はソース共通MOSトランジスタに印加され、制御型カスコード回路の出力信号は前記カスコードデバイスのドレインにてソース共通MOSトランジスタおよびカスコードデバイスの双方の両端に発生し、前記フィードバックアンプは入力端が前記ソース共通MOSトランジスタのドレインに接続され、出力端は前記カスコードデバイスのゲートに接続され、このカスコードデバイスを駆動するようになっており、更に前記フィードバックアンプは、前記ソース共通MOSトランジスタのドレインに発生した電圧を検出するよう前記ソース共通MOSトランジスタの極性と逆の第2の極性のソースフォロワーMOSトランジスタと、ソースが前記ソースフォロワーMOSトランジスタのソースに結合された前記第1の極性のゲート共通MOSトランジスタと、前記ソースフォロワーMOSトランジスタとゲート共通MOSトランジスタとの組み合わせ内で生じた電流を負荷デバイスに向ける(ステアリング)ための前記ゲート共通デバイスのドレインに結合されたステアリングデバイスとを備え、前記負荷デバイスは前記電流ステアリングデバイスに結合され、前記フィードバックアンプの出力端および前記カスコードデバイスのゲートに供給すべき電圧を発生するようになっており、前記ソース共通MOSトランジスタの前記ドレインは所望の電圧にクランプされているので、前記制御型カスコード回路の出力端における小信号電圧に対し、電圧振幅を最大にする一方、前記ソース供給MOSトランジスタおよびカスコードデバイスを高利得飽和領域に維持し、前記フィードバックアンプはバイアス回路からのバイアス電圧も受け、前記バイアス電圧が前記ゲート共通MOSトランジスタのゲートに供給されている前記ソース共通MOSトランジスタのドレインに前記所望の電圧を発生する利得を増加した制御型カスコード回路。
IPC (3件):
H03F 1/34 ,  H03F 1/02 ,  H03F 3/345
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-003406

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