特許
J-GLOBAL ID:200903001696052729

温度依存性のない光素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-066717
公開番号(公開出願番号):特開平9-257567
出願日: 1996年03月22日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】温度の変化によって特性の変化しない構成を有する光素子を提供する。【解決手段】光に対して透明な透明体薄板201の両面には反射膜202を設けて光素子とする。この反射膜202の上から、透明体薄板201よりも熱膨張率の大きい材質でできた板状体203を片面あるいは両面に接着または密着する。温度の上昇により透明体薄板201は膨張するとともに、板状体203によって更に上下方向に引っ張られる。これにより、膨張により厚くなるべき透明体薄板201の厚さtは縮み、透明体薄板201の屈折率と透明体薄板201の厚さtとの積は一定に保たれ、光素子の温度変化による特性の変化を防止することができる。また、透明体薄板201の屈折率と厚さtとの積が板状体203の作用によって温度変化しないように透明体薄板201及び板状体203の材質を光学ガラスの中から選んで、光素子を構成する。
請求項(抜粋):
両面に光を反射する反射膜を有する透明体薄板と、該透明体薄板と異なる材質で構成され、該透明体薄板の少なくとも片面に密着された、前記透明体薄板よりも熱膨張係数の大きい板状体とを有し、温度変化によって生じる前記透明体薄板の厚さと屈折率との積の変化が、前記板状体の温度変化に伴って生じる体積変化によって前記透明体薄板が変形されることによって相殺され、前記透明体薄板の厚さと屈折率との積が近似的に不変に保たれることを特徴とする光素子。
IPC (3件):
G01J 1/04 ,  G01B 9/02 ,  G02B 5/00
FI (3件):
G01J 1/04 B ,  G01B 9/02 ,  G02B 5/00 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-077630
  • 特開昭61-292613
  • 特開昭55-157471
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審査官引用 (8件)
  • 特開平2-077630
  • 特開平2-077630
  • 特開昭61-292613
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