特許
J-GLOBAL ID:200903001702355224

電力系統の監視制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-109330
公開番号(公開出願番号):特開平11-308757
出願日: 1998年04月20日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 CTを含む関連回路の断線を検出可能とすることにある。【解決手段】 電力系統に設置の電圧変成器14から出力される電気量から1線地絡事故を検出する地絡事故検出手段20と、電力系統に設置のCT12の残留回路や3次回路の電流が所定の設定電流値以下となったことを検出する電流検出手段19と、CTの各相電流の変化分が所定の設定電流変化分以上となったことを検出する電流変化分検出手段17と、これら地絡事故検出手段、前記電流検出手段および前記電流変化分検出手段の出力のアンド条件からCT回路不良を検出するCT回路不良検出手段21と、前記CTおよびPTの出力から電力系統の状態を監視し系統機器を制御する保護・監視制御手段9と、CT回路不良検出手段からCT回路不良検出を受けたとき、保護・監視制御手段の遮断器トリップにも拘らず、遮断器の遮断をロックする出力制御手段22とを設けた構成である。
請求項(抜粋):
電力系統から電気量を取り込み、この電気量に基づいて電力系統の保護または監視制御を行う電力系統の監視制御装置において、前記電力系統の電気量から1線地絡事故を検出する地絡事故検出手段と、前記電力系統に設置される電流変流器(以下、CTと称する)の残留回路または3次回路の電流が予め定める設定電流値以下となったことを検出する電流検出手段と、前記CTの各相電流の変化分が予め定める設定電流変化分以上となったことを検出する電流変化分検出手段と、これら地絡事故検出手段、前記電流検出手段および前記電流変化分検出手段の出力を用いて、前記CTおよびその関連構成部分を含むCT回路の不良を検出するCT回路不良検出手段と、このCT回路不良検出手段で検出されるCT回路不良を受けて電力系統機器を制御する出力制御手段とを備えたことを特徴とする電力系統の監視制御装置。
IPC (5件):
H02H 3/34 ,  G01R 31/02 ,  H02H 3/353 ,  H02H 3/36 ,  H02H 3/44
FI (5件):
H02H 3/34 N ,  G01R 31/02 ,  H02H 3/353 D ,  H02H 3/36 D ,  H02H 3/44 D
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-098417
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-098417

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