特許
J-GLOBAL ID:200903001702454311

血漿成分分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 川口 嘉之 ,  松倉 秀実 ,  遠山 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-080271
公開番号(公開出願番号):特開2005-265685
出願日: 2004年03月19日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】血液のデッドボリュームを抑え、微量の血液でも充分反応に供することができる血漿を、迅速かつ効率よく供給することができる血漿成分分析装置を提供する。【解決手段】全血中の赤血球を分離して得られたた血漿中の被測定成分を検出する装置であって、第1のフィルムと第2のフィルムと血漿分離膜とを有し、両フィルムとの間にはスペーサーが配置され、両フィルムのうち少なくとも一方のフィルムは親水化フィルムであり、スペーサーは切り欠き部を有し、切り欠き部とフィルムとで、フィルター室と、血漿中の被測定成分を検出するための反応室と、フィルター室と反応室とを連通する毛管通路とが形成され、第1のフィルムには血漿分離膜に全血を適用させるための血液注入口が形成されており、血漿分離膜は、フィルター室に対応する位置で、血液注入口とスペーサーとの間に配置されていることを特徴とする、血漿成分分析装置。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
全血中の血漿と赤血球とを分離し、分離した血漿中の被測定成分を検出するための装置であって、 第1のフィルムと第2のフィルムと血漿分離膜とを有し、 前記第1のフィルムと前記第2のフィルムとの間にはスペーサーが配置され、 前記第1のフィルムと前記第2のフィルムのうち少なくとも一方のフィルムは、親水化フィルムであり、 前記スペーサーは、切り欠き部を有し、該切り欠き部とフィルムとで、血漿を分離するためのフィルター室と、分離した血漿中の被測定成分を検出するための反応室と、該フィルター室と該反応室とを連通する毛管通路とが形成され、 前記第1のフィルムには、血漿分離膜に全血を適用させるための血液注入口が形成されており、 前記血漿分離膜は、前記フィルター室に対応する位置で、前記血液注入口と前記スペーサーとの間に配置され、 前記血漿分離膜は、微孔質で、前記スペーサーに面する側の孔の孔径より前記第1のフィルムに面する側の孔の孔径の方が大きい非対称構造を有していることを特徴とする、血漿成分分析装置。
IPC (5件):
G01N33/48 ,  G01N21/77 ,  G01N21/78 ,  G01N33/52 ,  G01N37/00
FI (5件):
G01N33/48 H ,  G01N21/77 B ,  G01N21/78 A ,  G01N33/52 B ,  G01N37/00 101
Fターム (19件):
2G045AA13 ,  2G045BB04 ,  2G045BB10 ,  2G045CA25 ,  2G045CA26 ,  2G045FA18 ,  2G045FB11 ,  2G045FB17 ,  2G045HA10 ,  2G054AA07 ,  2G054BB02 ,  2G054CE02 ,  2G054EA06 ,  2G054FA06 ,  2G054FA08 ,  2G054GB04 ,  2G054GE01 ,  2G054GE07 ,  2G054GE08
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭63-177059号公報
  • 特開平4-232855号公報
  • 体液成分分析器具および分析方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-236039   出願人:日本メジフィジックス株式会社

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