特許
J-GLOBAL ID:200903001703076663

放電表示装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-034534
公開番号(公開出願番号):特開平10-233172
出願日: 1997年02月19日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】表示放電電極上の誘電体層の局所的なスパッタリングを抑制し得る3電極構造の放電表示装置およびその製造方法を提供する。【解決手段】複数本の表示放電電極56は、書込電極50に沿った方向とは直交する方向に沿って伸び且つ気密空間内で一平面に沿って互いに平行に配列された複数本の金属線から成り、表示放電電極56を覆う誘電体層は、それら複数本の金属線の外周面を個々に覆って設けられた誘電体被覆58から構成される。そのため、誘電体被覆58に覆われて相互に隣接して対をなす表示放電電極56a、56bにはそれぞれ対向面が備えられて、その対向面間で専ら表示放電が発生する。したがって、放電に寄与する電極表面間の距離が略一様となって、大きな電界強度分布が誘電体被覆58の表面に生じないことから、放電集中に起因する局所的なスパッタリングが抑制される。
請求項(抜粋):
一対の平行平板間に形成された気密空間内に第1の方向および該第1の方向と直交する第2の方向に沿って設けられた複数の発光区画と、該複数の発光区画を少なくとも該第2の方向において相互に区分する隔壁と、該第1の方向に沿って該隔壁の間の位置にそれぞれ設けられ、発光させる所定の発光区画を選択するための複数本の書込電極と、誘電体層に覆われて前記第2の方向に沿って設けられて該所定の発光区画を発光させるための表示放電を発生および維持させる複数本の表示放電電極とを備えた放電表示装置であって、前記複数本の表示放電電極は、前記第2の方向に沿って伸び且つ前記気密空間内で一平面に沿って互いに平行に配列された複数本の金属線から成り、前記誘電体層は、該複数本の金属線の外周面を個々に覆って設けられていることを特徴とする放電表示装置。
IPC (2件):
H01J 11/02 ,  H01J 9/02
FI (2件):
H01J 11/02 B ,  H01J 9/02 F

前のページに戻る