特許
J-GLOBAL ID:200903001716016376

化学物質の検出方法及び検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-081606
公開番号(公開出願番号):特開2003-279543
出願日: 2002年03月22日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課題】 ダイオキシン類の前駆体のうち、ダイオキシン類と相関の高い異性体を選択的に検出すること。【解決手段】 この化学物質の検出装置100は、真空紫外光ランプ3を備えており、この真空紫外光ランプ3によって、排ガスGs中のダイオキシン類前駆体であるTCBをイオン化する。そして、TCBイオンの軌道共鳴周波数に対応する周波数成分を持つTICKLE波形でTCBイオンにエネルギーを与えてTCBイオンをフラグメント化する。その後、質量分析計4によって、このフラグメントの質量が計測され、フラグメントパターンを求める。次に、TCBの異性体をフラグメント化すると、異性体によってフラグメントパターンが異なることを利用し、予め求めておいたTCBの異性体のフラグメントパターンに基づいて排ガスGs中に含まれるTCBの異性体濃度を数学的計算により求める。
請求項(抜粋):
ダイオキシン類の前駆体をイオン化するイオン化工程と、このイオン化工程によってイオン化された前記前駆体のイオンにエネルギーを与えてフラグメントイオン化するフラグメント化工程と、前記前駆体のフラグメントイオンの質量から当該フラグメントイオンのフラグメントパターンを求める質量分析工程と、当該質量分析工程で求めた前記前駆体のフラグメントイオンの濃度指標と、前記前駆体の異性体の標準気体から求めた当該異性体のフラグメントの濃度比指標とから、前記前駆体中における異性体の濃度を求める演算工程と、を有することを特徴とする化学物質の検出方法。
IPC (3件):
G01N 27/62 ZAB ,  G01N 27/64 ,  G01N 33/00
FI (3件):
G01N 27/62 ZAB V ,  G01N 27/64 B ,  G01N 33/00 D
引用特許:
審査官引用 (1件)

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