特許
J-GLOBAL ID:200903001719276603

セグメントの接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-235657
公開番号(公開出願番号):特開平10-082283
出願日: 1996年09月05日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 セグメント同士を容易に接合させて、トンネル等の構築作業の省力化を図る。【解決手段】 一方のセグメント1には接合筒5が、他方のセグメント1には、接合棒7が設けられており、接合棒7は、軸部9と頭部11の間に、係合段部15が形成され、接合筒5は、筒状の接合筒本体5aと、この接合筒本体5aに固定された係合筒17とを有しており、接合筒本体5aは、導入孔部19と係合筒17の設けられた頭部係合凹部21とを有しており、係合筒17は基部17aと、常態においてその内周面が、奥部方向へ向けて漸次縮径する係合部17bとを有しており、係合部17bに頭部11が挿入されたときに、頭部11の通過を許すよう、係合部17bを弾性的に拡径可能とする、スリット23が形成された構成となっていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
セグメント同士を、互いの接合面を合わせた状態で接合するセグメントの接合構造であって、一方のセグメントに設けられた接合筒と、該接合筒に端部が嵌合されて固定される、他方のセグメントに設けられた接合棒とを有してなり、該接合棒は、軸部の先端に該軸部より大径の頭部を設けて、該軸部と頭部間に係合段部を形成した構成とされ、前記接合筒は、筒状の接合筒本体と、この接合筒本体に固定された係合筒を有してなり、前記接合筒本体は、前記接合棒の頭部の通過を許す導入孔部と、前記係合筒の設けられた頭部係合凹部とを有してなり、前記係合筒は、前記接合筒本体の内周面に固定された基部と、この基部から前記頭部係合凹部の奥部方向へ延出し、常態においてその内周面が、該奥部方向へ向けて漸次縮径する係合部とを有するとともに、該係合部に、前記頭部が挿入されたときに該頭部の通過を許すよう、該係合部を弾性的に拡径可能とする、スリットが形成された構成とされ、該係合筒は、該係合筒内を前記頭部が通過したときに、該係合筒の前記係合部の先端部が前記接合棒の前記係合段部に係合するよう弾性復帰可能なバネ材から形成されていることを特徴とするセグメントの接合構造。
IPC (2件):
E21D 11/08 ,  E21D 11/04
FI (2件):
E21D 11/08 ,  E21D 11/04 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭51-031030
  • 特開昭51-031030

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