特許
J-GLOBAL ID:200903001724932713

トンネル緩み域の評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久寶 聡博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-029109
公開番号(公開出願番号):特開平11-211518
出願日: 1998年01月27日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】【課題】現場において短時間にかつ精度よく掘削地山の緩み域の深さを評価する。【解決手段】本発明に係るトンネル緩み域の評価方法においては、まず、掘削径Dでトンネル掘削を行う際、該トンネルの内空変位を所定の計測位置にて継続的に計測しながら、その収束状況を監視する(ステップ101)。次に、内空変位が収束したと判断されるときの計測位置における切羽からの距離をdとする(102)。一方、三次元弾塑性解析を行うことによって、トンネル掘削径にその両側の緩み域を加えた全体径とその断面位置から切羽までの距離との関係を予め導いておく(ステップ103)。次に、三次元弾塑性解析で得られた係数αを用いた式、すなわち全体径D ́=d/αに上述の距離dを代入して、現場計測位置における全体径D ́を算出する(104)。次に、算出された全体径D ́及び掘削径Dから緩み域の深さWpをWp=(D ́-D)/2として算出する(105)。
請求項(抜粋):
掘削径Dで掘削を行う際の内空変位を所定の計測位置にて継続的に計測しつつその収束状況を監視し、前記内空変位が収束したと判断されるときの前記計測位置における切羽からの距離をdとし、トンネル掘削径にその両側の緩み域を加えた全体径とその断面位置から切羽までの距離との関係であって三次元弾塑性解析の解析結果から予め導かれたものを用いて前記掘削径Dにその両側の緩み域を加えた全体径D ́を算出し、算出された全体径D ́及び前記掘削径Dから前記緩み域の深さWpを算出することを特徴とするトンネル緩み域の評価方法。
IPC (5件):
G01D 21/00 ,  E21D 9/06 301 ,  G01B 21/14 ,  G01C 7/06 ,  G06F 17/50
FI (5件):
G01D 21/00 D ,  E21D 9/06 301 Z ,  G01B 21/14 ,  G01C 7/06 ,  G06F 15/60 680 Z

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