特許
J-GLOBAL ID:200903001725086700

プレフィルドシリンジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西田 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-102913
公開番号(公開出願番号):特開平6-142203
出願日: 1993年04月28日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 筒状容器内が可動シール部材により第1室と第2室に分割されたプレフィルドシリンジにおいて、第2室内の溶解液、分散液または薬液を蒸気加熱滅菌した後に、特別な処理を施すことなく第1室内に薬剤を充填しても、この薬剤の安定性を損なうことのない構造のプレフィルドシリンジを提供する。【構成】 筒状容器1の内部を第1室4と第2室5に仕切る可動シール部材3を前方側3aと後方側3bに2分割するとともに、筒状容器1の先端は前方側可動シール部材3aを挿入可能に開口した構造とする。
請求項(抜粋):
先端部分に注射針が装着可能な筒状容器の後端からプランジャが挿入されているとともに、当該筒状容器の先端部分とプランジャの先端との間には摺動自在の可動シール部材が挿入され、この可動シール部材により上記筒状容器の内部が先端側の第1室と後端側の第2室に分割され、第1室内には所定の薬剤が、第2室内にはその分散液、溶解液もしくは薬液が収容され、上記プランジャの押圧による上記可動シール部材の摺動変位時に上記第1室の側壁に形成された不連続部を介して上記第2室内の液体が第1室内に流入して薬剤を分散、溶解もしくは混合させるよう構成し、上記可動シール部材は前方側と後方側に分割されているとともに、上記筒状容器の先端は上記前方側の可動シール部材を挿入可能に開口していることを特徴とするプレフィルドシリンジ。

前のページに戻る