特許

J-GLOBAL ID：200903001730583844

液晶性ポリエステルアミド

発明者： 木代 修 ,  木村 昌敏 ,  本間 賢 ,  白浜 理恵 ,  赤井 日出子
出願人/特許権者： 三菱化成株式会社
代理人 (1件)： 長谷川 曉司
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-138634
公開番号（公開出願番号）：特開平6-345863
出願日： 1993年06月10日
公開日（公表日）： 1994年12月20日
要約：

【要約】【構成】 5〜22モル%のp-アミノフェノール単位(A)、5〜22モル%の芳香族ジオール単位(B)、16〜35モル%の2,6-ナフタレンジカルボン酸単位(C)、30〜65モル%のp-オキシ安息香酸単位(D)からなり、モル数が0.8≦(〔A〕+〔B〕+〔D〕)/(〔C〕+〔D〕)≦1.2であり、かつ、溶融粘度が10〜50,000ポイズである液晶性ポリエステルアミド。【効果】 上記液晶性ポリエステルアミドはMD,TD両方向に高弾性、高強度を示し、ハンダ耐熱性等にも優れているため、射出成形品、電気、電子材料用部品、自動車用材料等として好適に用いることができる。

請求項（抜粋）：

(イ)5〜22モル%の式(A)で示されるp-アミノフェノール単位【化1】(ロ)5〜22モル%の式(B)で示される芳香族ジオール単位【化2】RはC1 〜C6 のアルキル基、C1 〜C6 のアルコキシ基、ハロゲン基又はC6〜C10の芳香族基を示し、mは1又は2、nはm=1のとき1〜4の整数、m=2のとき1〜3の整数を表わす。)(ハ)16〜35モル%の式(C)で示される2,6-ナフタレンジカルボン酸単位【化3】(ニ)30〜65モル%の式(D)で示されるp-オキシ安息香酸単位【化4】からなり、(A)〜(D)のモル数をそれぞれ〔A〕,〔B〕,〔C〕,〔D〕で表わすと、【数1】であり、かつ、せん断速度1000/secにおける溶融粘度が、280〜350°Cのいずれかの温度において、10〜50,000ポイズの範囲内であることを特徴とする液晶性ポリエステルアミド。

IPC (2件)：

C08G 69/44 NSR ,  C08G 69/32 NST