特許
J-GLOBAL ID:200903001741433143

多室用空気調和機の運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 粟野 重孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-030319
公開番号(公開出願番号):特開平8-226721
出願日: 1995年02月20日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 多室用空気調和機において、冷房運転過負荷状態で圧縮機を保護し、暖房運転着霜状態で能力低下を抑制し、運転開始時の冷凍サイクル安定までの所要時間を短縮する。【構成】 複数台の室内ユニットA〜Fを駆動する室外ユニットXの電動膨張弁4の開度を過熱度に対応して開度制御手段14で制御するとき、開度補正手段15を設け、冷房運転過負荷時に開度制御手段14の開度制御を停止させ、電動膨張弁4の開度を所定値まで開いて保持するようにすることで、過熱度を低下させ、圧縮機を保護する。また、過熱度設定値を下げて設定し、その設定値のもとに開度制御手段14による開度制御をさせることによっても同様の結果を得る。暖房時着霜に対しても同様の手段を用いる。さらに、初期開度設定手段16を設け、運転開始時の電動膨張弁開度を、室外気温、圧縮機運転周波数、室外機台数に対応して設定することにより冷凍サイクル安定までの時間を短縮する。
請求項(抜粋):
圧縮機、室外熱交換器、室外ファン、四方弁、および液側主管に設けた電動膨張弁などからなる室外ユニットに、冷媒分岐ユニットを介して、または直接に、室内熱交換器および送風機などからなる室内ユニットを複数台接続して冷凍サイクルを構成し、前記圧縮機の吸入冷媒温度と低圧の圧力飽和相当温度とを検出し、その温度差、すなわち前記圧縮機の吸入冷媒の過熱度が、所定の設定値になるように前記電動膨張弁の開度を制御する開度制御手段を備えた多室用空気調和機において、冷房運転時に室外気温が所定値より高く、かつ前記圧縮機の運転周波数が所定値より高い場合に、前記開度制御手段の制御を無効にするとともに、前記電動膨張弁の開度を所定の開度に設定する開度補正手段を備えた多室用空気調和機の運転制御装置。
IPC (2件):
F25B 13/00 ,  F25B 13/00 104
FI (2件):
F25B 13/00 N ,  F25B 13/00 104
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特公平3-049016
  • 特公平3-049016
  • 特開平3-137460
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