特許
J-GLOBAL ID:200903001743809132

交換可能な光学要素を備える表面プラズモン共鳴検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-106593
公開番号(公開出願番号):特開平10-038800
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】表面プラズモン共鳴を用いて物質の屈折率を測定する装置で、交換可能な光学要素を用いた、整合しやすい装置を提供する。【解決手段】表面プラズモン共鳴検出器は透明な基板ハウジング12と脱着可能な光学ハウジング19を備える。基板ハウジング12内に設けた放射源10からの放射は偏光フィルタ16により偏光になり、平面鏡20から反射して、光学ハウジング19の外面に形成する表面プラズモン共鳴(SPR)層22に当たる。層22は均一な厚さの銅や銀や金などの導電材料の薄い層を備え、その厚さは放射源10の周波数と層22の材料の性質によって決まる。層22から反射した放射24はハウジング19に再び入り、光電検出器の配列28に当たる。各検出器での放射の強度と角度から、層22の反対側の物質の屈折率が決まる。
請求項(抜粋):
交換可能な光学要素を備える表面プラズモン検出器であって、基板上に設けた光放射源と、前記基板上に設けた、前記光放射を感知するセンサ配列と、前記放射源と前記センサを、前記源からの光放射を通す材料で囲む手段と、前記基板に脱着可能なように結合し、前記源からの放射を通す材料で作った、脱着可能な光学ハウジングと、表面プラズモン共鳴を持続することができ、前記光学ハウジングの外面に設けた導電材料の膜と、前記光学ハウジングの外面に設けた少なくとも1つの光反射面と、ただし、前記光反射面と前記膜と前記ハウジングは、前記源とセンサ配列と基板に対して、前記源からの放射を前記膜と前記光反射面で反射して前記センサ配列でこれを検出する、形状と位置になっているもの、前記基板と前記脱着可能な光学ハウジングの間の境界で起こる放射路の方向の偏向を最小にする、放射路不連続最小化手段と、前記源と前記センサ配列の間に設けて、前記センサ配列に当たる光放射を偏光させる偏光子と、前記源と前記センサの間に設けて、これに吸収される周波数の光放射が前記センサ配列に当たらないようにするフィルタと、の組合わせを備える、表面プラズモン検出器。
IPC (2件):
G01N 21/41 ,  G01N 21/27
FI (2件):
G01N 21/41 Z ,  G01N 21/27 C
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開平2-103469
  • 特開平2-017431
  • 特開平2-103469
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引用文献:
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