特許

J-GLOBAL ID：200903001752250261

燃料電池の加湿装置

発明者： 駒木 秀明
出願人/特許権者： 石川島播磨重工業株式会社
代理人 (1件)： 坂本 光雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-210481
公開番号（公開出願番号）：特開平5-036428
出願日： 1991年07月29日
公開日（公表日）： 1993年02月12日
要約：

【要約】【目的】 固体高分子型燃料電池の電解質膜に水分を均等に供給できるようにし、更に、燃料電池の負荷変動時にも常に適量の水分を電解質膜に供給できるようにする。【構成】 振動子13により微細な水の粒子14aを作る加湿器12を設置する。該加湿器12に複数の湿分供給流路15を接続する。加湿器12で発生した水の粒子を含むガスをブロワ16,17により湿分供給流路15内に流すようにする。電解質膜1をカソード2とアノード3で挟み、その外側にガス通路4と5を形成した燃料電池の該ガス通路4,5に、上記湿分供給流路を接続する。燃料電池の負荷変動時には、湿分制御回路18により振動子13による水の粒子発生量とブロワ16,17による送り量のコントロールを行わせる。

請求項（抜粋）：

振動子により微細な水の粒子を作り、該水の粒子を含むガスを圧送させるブロワを備えた加湿器を設け、電解質膜を多孔質のカソードとアノードの両電極で両面から挟み、その外側にガス通路を介して電極端子板を配置してなる燃料電池における上記ガス通路の複数個所に、上記加湿器を複数の湿分供給流路を介し接続し、且つ燃料電池の負荷指令と燃料電池出口の湿分濃度に基づき加湿器での振動子による水の粒子発生量、ブロワによる送り量を制御する湿分制御回路を備えてなることを特徴とする燃料電池の加湿装置。

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平1-140562
  
• 特開昭63-266778
  
• 特開昭62-176064