特許
J-GLOBAL ID:200903001752824101
移動通信システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-327122
公開番号(公開出願番号):特開平5-145469
出願日: 1991年11月15日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】移動通信方式の複局同時送信において、受信電界強度が弱い場合でも2基地局間の伝送路の遅延時間差を十分に測定し、位相同期動作のために各基地局の回路部品にかかるストレスを軽減する。【構成】小無線ゾーンのそれぞれに設けられた中央局1と、複数の周辺局3と、これらの無線基地局の電波が十分受信できる位置に設置された位相差測定局2とを備えている。そして、位相差測定局2が、前記無線基地局から一定時間間隔で送信される第1の特殊信号を常時受信,解読し、第1の特殊信号を解読できなかった場合に中央局1へ位相同期動作の命令信号を出力するとともに中央局1と周辺局3からの電波に含まれる第2の特殊信号を受信,解読し、この解読されたそれぞれの第2の特殊信号の位相差を測定し中央局1へ送出する機能を有している。中央局1が、位相同期動作の命令信号を受けた場合に位相差測定局2が位相差の測定ができるように各周辺局3及び自局の送信機を起動・停止制御し、位相差測定局2から送出された位相差に応じて位相差の補正を行なう。
請求項(抜粋):
複数の小無線ゾーンのひとつに設けられ無線基地局間の位相同期のための信号を送出する中央局と、この中央局が設けられた小無線ゾーン以外の小無線ゾーンのそれぞれに設置され前記中央局に回線伝送路を介して接続された複数の周辺局と、前記中央局からの電波と前記複数の周辺局からの電波とが共に十分受信できる位置に設置され回線伝送路を介して前記中央局に接続された位相差測定局とを備え、当該位相差測定局が、前記複数の無線基地局から一定時間間隔で送信される第1の特殊信号を常時受信し解読する機能と、前記第1の特殊信号を解読できなかった場合に前記中央局へ位相同期動作の命令信号を出力するとともに前記中央局と周辺局からの電波に含まれる第2の特殊信号を受信し解読する機能と、この解読されたそれぞれの第2の特殊信号の位相差を測定し前記中央局へ送出する機能とを有するとともに、前記中央局が、前記位相同期動作の命令信号を受けた場合に前記位相差測定局が前記位相差の測定ができるように前記各周辺局及び自局の送信機を起動・停止制御する機能と、前記位相差測定局から送出された位相差に応じて位相差の補正を行なう機能とを有していることを特徴とした移動通信システム。
IPC (3件):
H04B 7/26 104
, H04J 3/06
, H04Q 9/00 311
前のページに戻る