特許
J-GLOBAL ID:200903001759058285

縦形ポンプ設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾崎 光三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-139967
公開番号(公開出願番号):特開平5-312180
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 貯留槽の水を垂直の揚水管に同軸に組み込まれた立軸ポンプで揚水する際に、大規模な空気圧縮装置を必要とせずに、立軸ポンプの羽根車直下に空洞を一挙に形成又は消滅させて、羽根車を被排出水の水面に対して、離脱又は水没させることで、乱流水位域を瞬間的に通過させる。【構成】 上向きU字水路10の一端側に排水路11が形成され、他端側に気密室12が形成され、そこに揚水管路3の吐出端側3Bが連通している。上向きU字水路10内の貯水13の水圧により気密室12内に圧縮空気14が作り出される。空転待機状態への移行時に、気送弁22経由で延長吸い込み管路5内に圧縮空気14が送気される。これにより、羽根車4Aが被排出水2の水面から瞬間的に離脱する。
請求項(抜粋):
被排出水2が貯留されている貯留槽1と、羽根車側管路3Aが貯留槽1内に略々垂直に臨み、吐出端側管路3Bが羽根車側エルボウ3C経由で略々水平に延在して、排出路11に臨む逆L字形、又は、羽根車側エルボウ3C経由で水平に延在してから、吐出端側エルボウ3D経由で下方に垂下して、排出路11に臨む下向きU字形の揚水管路3と、羽根車側管路3A内適所に、該管路3Aのそれと中心軸共通の回転軸4Cにより回転自在に軸支された揚水用羽根車4Aと、回転軸4Bを回転駆動する回転駆動装置4Bと、羽根車側管路3Aの揚水用羽根車4A下方に延長配置された延長吸込み管路5と、延長吸込み管路5内に圧縮空気を送り込む送気管路21とを含んで成る縦形ポンプ設備において、一方端に気密室12が形成され、他方端に排出路11が形成され、気密室12内と排出路11内の貯水13が、両者の底部間を連結する底部絡路15経由で連通し、該貯水13がさらに揚水管路3の吐出端側管路3Bに連通して、気密室12内に圧縮空気14を作り出す上向きU字形水路10と、気密室12と延長吸込み管路5との間に連結され、気密室12内の圧縮空気14を延長吸込み管路5内に送気可能とする送気管路21と、送気管路21に設けられ、揚水運転状態から空転待機状態への移行時に開弁して、気密室12を延長吸込み管路5に連通させ、気密室12内の圧縮空気14の所定量を延長吸込み管路5に送気し、空転待機状態中、継続的に開弁して、気密室12を延長吸込み管路5に対して継続的に連通させ、揚水運転状態中、継続的に閉弁して、気密室12の延長吸込み管路5に対しての連通を断つ空転待機状態時送気弁手段22と、揚水管路3に設けられ、空転待機状態から揚水運転状態への移行時に、所定の期間だけ、開弁して、揚水管路3内部を外気に連通させ、空転待機状態中に延長吸込み管5経由で該管路3内に送気された圧縮空気を抜気する揚水運転状態時抜気弁手段23、24とをさらに含んで成る縦形ポンプ設備。
IPC (4件):
F04D 13/00 ,  E03B 5/00 ,  F04D 13/16 ,  F04D 15/00

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