特許
J-GLOBAL ID:200903001759635142

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-051429
公開番号(公開出願番号):特開2002-256823
出願日: 2001年02月27日
公開日(公表日): 2002年09月11日
要約:
【要約】【課題】 シール溝の底部側への作動流体の回り込みを無くし、交番トルクの影響を受けながらバルブタイミングを変更したとしても、圧力室間に作動流体の漏れが生じないようにする。また、流体シールの倒れを防止してバルブタイミング制御時の作動をスムーズにする。【解決手段】 流体シール18に弾性変形可能な脚部36a〜36dを設け、下方側の脚部36c,36dをシール溝17aの側壁37と底壁39に弾発力をもって密接させ、上方側の脚部36a,36bを相手部材の摺動面38に密接させる。下方側の脚部36c,36dによってシール溝17aの背部側への作動流体の回り込みを防止すると共に、流体シール18の倒れを防止する。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から回転を伝達される回転伝達部材と、この回転伝達部材から動力を伝達されて機関弁を作動させるカムシャフトと、前記回転伝達部材とカムシャフトの一方に一体化され、径方向外方に突出する少なくとも一つのベーンを有するベーンロータと、前記回転伝達部材とカムシャフトの他方に一体化され、前記ベーンロータを内部に回転可能に収容するハウジング部材と、このハウジング部材の内部に、前記ベーンの前後面に臨んで設けられた進角室及び遅角室と、この進角室と遅角室に選択的に流体を供給又は排出する流体給排手段と、前記ベーンロータとハウジング部材の摺動面の一方側に形成されたシール溝と、このシール溝内に配置され、相手部材の摺動面に密接して前記進角室と遅角室の間の流体の漏れを防止する流体シールと、を備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記流体シールを、相手部材に摺動可能に密接するシール部と、このシール部の背部側に一体に設けられ、シール溝内に長手方向の一端から他端に連続して密接して保持される弾性保持部と、を備えた構成としたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Fターム (18件):
3G018AB02 ,  3G018AB16 ,  3G018BA33 ,  3G018CA20 ,  3G018DA23 ,  3G018DA26 ,  3G018DA67 ,  3G018DA68 ,  3G018DA73 ,  3G018DA76 ,  3G018DA77 ,  3G018DA81 ,  3G018DA85 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA02 ,  3G018GA25 ,  3G018GA27

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