特許
J-GLOBAL ID:200903001763653708

鉄合金部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-119409
公開番号(公開出願番号):特開2000-313950
出願日: 1999年04月27日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】 表面強度が向上した鉄合金部品を提供する。【解決手段】 化学成分としてCを0.1から0.5重量%、Siを0.1から0.5重量%、Crを0.3から1.5重量%、含有する鉄を基材とする鉄合金部品1において、表面硬化処理(浸炭あるいは浸炭窒化)により、表面から少なくとも100μmの範囲の組織をマルテンサイト2を含んで構成し、該マルテンサイト結晶粒径を粒度が、鋼のオーステナイト結晶粒度試験方法(JIS G0551)に規定する粒度測定対象表面の顕微鏡による粒度測定方法、及びこの顕微鏡測定に基づく平均粒度番号算出方法及び粒度算出方法と同一の方法で測定算出する場合7から10とし、又、表面にFeあるいはCrの少なくとも一方の炭化物3を析出させ、該炭化物3の平均粒径を0.5から10μmとすると共に、該組織中の炭化物3の面積率を1パーセントから20パーセントとし、表面から少なくとも0.5mmの範囲の硬さをHV700以上とした。
請求項(抜粋):
化学成分としてCを0.1から0.5重量%、Siを0.1から0.5重量%、Crを0.3から1.5重量%、含有する鉄を基材とする鉄合金部品において、表面硬化処理(浸炭あるいは浸炭窒化)により、表面から少なくとも100μmの範囲の組織をマルテンサイトを含んで構成し、該マルテンサイト結晶粒径を粒度が、鋼のオーステナイト結晶粒度試験方法(JIS G 0551)に規定する粒度測定対象表面の顕微鏡による粒度測定方法、及びこの顕微鏡測定に基づく平均粒度番号算出方法及び粒度算出方法と同一の方法で測定算出する場合7から10とし、又、表面にFeあるいはCrの少なくとも一方の炭化物を析出させ、該炭化物の平均粒径を0.5から10μmとすると共に、該組織中の炭化物の面積率を1パーセントから20パーセントとし、表面から少なくとも0.5mmの範囲の硬さをHV700以上としたことを特徴とする鉄合金部品。
IPC (4件):
C23C 8/32 ,  C21D 1/06 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/18
FI (4件):
C23C 8/32 ,  C21D 1/06 A ,  C22C 38/00 301 N ,  C22C 38/18
Fターム (4件):
4K028AA01 ,  4K028AA03 ,  4K028AB01 ,  4K028AB06
引用特許:
審査官引用 (7件)
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