特許
J-GLOBAL ID:200903001770482773
自動変速機の締結力調整装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-158663
公開番号(公開出願番号):特開平7-012221
出願日: 1993年06月29日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 自動変速機の摩擦締結要素に対して、締結する際の応答性を高めることができ、かつ解放時の動力損失を低減することができる手段を提供する。【構成】 ローリバースブレーキC1が締結される可能性が高いL,R、Nレンジでは、第2油室10に油圧が供給されて第2ピストン12がX1方向に移動し、これによって摩擦プレート3,5間のクリアランスが小さくなり、締結する際の応答性が高められる。他方、ローリバースブレーキC1が締結される可能性が低いD,Sレンジでは、第2油室10内の油圧がリリースされて第2ピストン12がX2方向に移動し、これによって摩擦プレート3,5間のクリアランスが大きくなり、回転側摩擦プレート3と固定側摩擦プレート5との間のフリクション(作動油の剪断力)が非常に小さくなり、動力損失が低減されて燃費性能が高められる。
請求項(抜粋):
変速歯車機構の動力伝達経路を切り替えて変速段を切り替える複数の摩擦締結要素が設けられ、該摩擦締結要素が第1の摩擦プレートと第2の摩擦プレートとの間の摩擦係合をオン・オフさせることによって締結・解放されるようになっている自動変速機の締結力調整装置において、自動変速機の運転状態を検出する運転状態検出手段と、該運転状態検出手段によって検出された運転状態が、所定の摩擦締結要素が締結される頻度が少ない運転領域に入っているときには該摩擦締結要素の各摩擦プレート間のクリアランスを大きくし、上記運転領域に入っていないときには上記クリアランスを小さくするクリアランス調整手段とが設けられていることを特徴とする自動変速機の締結力調整装置。
IPC (3件):
F16H 63/02
, F16H 59:04
, F16H 59:68
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