特許
J-GLOBAL ID:200903001772052008

音声パケット伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲柳▼川 信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-268910
公開番号(公開出願番号):特開平9-116571
出願日: 1995年10月18日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 遅延の増加や有音率の低下を伴うことなく、話頭の音声品質劣化や異音の発生を防ぐ。【解決手段】 音声符号化器21はPCM音声の符号化を行い、音声符号化データと予測係数とを出力する。音声検出器22は入力PCM音声の有音/無音を判定する。送信予測係数メモリ23は予測係数を記憶し、遅延回路24は音声符号化データを所定時間遅延する。送信回路25は無音から有音への変化が検出されると、先頭パケットとして予測係数を、それに続くパケットとして遅延された音声符号化データを出力する。受信回路31は符号化側から伝送されてきたパケットを受信すると、そのパケットを分解して予測係数及び符号化データを出力する。音声復号化器32は先頭パケットから分解された予測係数を用いて、それ以降のパケットから分解された音声符号化データをPCM信号に復号化する。
請求項(抜粋):
電話帯域の音声信号の有音区間のみを符号化しかつその符号化データをパケット化して伝送路に出力する符号化装置と、相手先からのパケットデータを復号化して前記有音区間の再生音声信号を出力する復号化装置とを含む音声パケット伝送システムであって、前記音声信号を線形予測法を用いて符号化する音声符号化手段と、前記音声信号を監視して前記有音区間及び無音区間を検出する音声検出手段と、前記音声符号化手段から出力された符号化データを遅延して出力する遅延手段と、前記音声符号化手段において前記線形予測法で算出された予測係数を記憶する記憶手段と、前記音声検出手段の検出結果に応じて前記遅延手段で遅延された前記符号化データと前記記憶手段に記憶された前記予測係数とのうち一方をパケット化して前記伝送路に出力する送信手段とを前記符号化装置に有し、前記伝送路上の前記パケットデータの受信状態から前記伝送路上の信号が前記有音区間及び前記無音区間のいずれかを判別する判別手段と、前記伝送路上の前記パケットデータから前記予測係数を分解する予測係数分解手段と、前記伝送路上の前記パケットデータから前記符号化データを分解する符号化データ分解手段と、前記判別手段の判別結果に応じて前記伝送路上の前記パケットデータを前記予測係数分解手段及び前記符号化データ分解手段のうちの一方に出力する切換手段と、前記予測係数分解手段で分解された前記予測係数を基に前記符号化データ分解手段で分解された前記符号化データを復号化して前記再生音声信号として出力する音声復号化手段とを前記復号化装置に有することを特徴とする音声パケット伝送システム。
IPC (4件):
H04L 12/56 ,  H03M 7/30 ,  H04B 14/04 ,  H04L 23/00
FI (4件):
H04L 11/20 102 A ,  H03M 7/30 B ,  H04B 14/04 Z ,  H04L 23/00 A

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