特許
J-GLOBAL ID:200903001776974783

鋼板のエレクトロガスアーク溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-271110
公開番号(公開出願番号):特開平10-118770
出願日: 1996年10月14日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 T継手の溶接に適用され、表ビード及び裏ビード形状を向上させることができると共に、良好な溶込み深さを得ることができる鋼板のエレクトロガスアーク溶接方法の提供。【解決手段】 第1鋼板21の表面に、15mm以上の板厚Tを有する第2鋼板22の端面を向け、開先角度θを0乃至40°、ルート間隔を3乃至15mm、表面側の開先幅Wを45mm以下として配置したT継手に対して、表裏両面に当材を当て、直径Pが1.4乃至2.0mmであるフラックス入りワイヤを使用して300乃至600Aの電流で第2鋼板板厚方向に単振動ウィービング溶接する。このとき、表裏面側におけるワイヤ停止時間をSa,Sb秒とすると、トーチ角度λを22.5-0.5θ乃至30、SaをW/10+0.05λ-2P+(2.2〜3.7)、ワイヤ停止時間の比Sb/Saを0.4乃至0.7、ウィービング幅ZをT-15乃至T-3とする。
請求項(抜粋):
第1鋼板の表面に、15mm以上の板厚を有する第2鋼板の端面を向け、開先角度を0乃至40°、ルート間隔Lを3乃至15mm、溶接表面側の開先幅を45mm以下として配置されたT継手に対して、溶接表面側及び溶接裏面側に表当材及び裏当材を当て、直径が1.4乃至2.0mmであるフラックス入りワイヤを使用して300乃至600Aの溶接電流で第2鋼板の板厚方向に単振動ウィービング溶接するエレクトロガスアーク溶接方法において、トーチ角度をλ(°)、開先角度をθ(°)、溶接表面側におけるワイヤ停止時間をSa(秒)、溶接裏面側におけるワイヤ停止時間をSb(秒)、溶接表面側の開先幅をW(mm)、ワイヤ径をP(mm)、ウィービング幅をZ(mm)、第2鋼板の板厚をT(mm)としたとき、トーチ角度λを(λz-5)乃至30、(但し、λz=-0.5θ+27.5)溶接表面側におけるワイヤ停止時間Saを(Saz-0.5)乃至(Saz+1.0)、(但し、Saz=W/10+0.05λ-2P+2.7)溶接表面側におけるワイヤ停止時間に対する溶接裏面側におけるワイヤ停止時間の比(Sb/Sa)を0.4乃至0.7、ウィービング幅Zを(T-15)乃至(T-3)として第1鋼板と第2鋼板とを溶接することを特徴とする鋼板のエレクトロガスアーク溶接方法。
IPC (5件):
B23K 9/173 ,  B23K 9/02 ,  B23K 9/12 350 ,  B23K 33/00 ,  B23K 37/06
FI (5件):
B23K 9/173 B ,  B23K 9/02 S ,  B23K 9/12 350 D ,  B23K 33/00 Z ,  B23K 37/06 C

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