特許
J-GLOBAL ID:200903001781005730

酒石酸誘導体を含有する重縮合体、その製法およびその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-130690
公開番号(公開出願番号):特開平5-178971
出願日: 1992年05月22日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、式I【化1】〔式中、R1は2,3-O-アルキリデン酒石酸誘導体(II)またはフロ〔2,5〕、(V)、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールまたは複素環であり、Xは-O-、-NH-または-S-でありそしてR2は2,3-O-アルキリデン-L-トレイトール(III)または式VIの化合物、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールまた複素環である〕の反復構造単位の少なくとも95モル%からなる重縮合体、これらの重縮合体の製法および該重縮合体の使用に関する。【構成】 本重縮合体は、対応する式ClCOR1COClのジカルボン酸ジクロライドと、対応するジオール、ジアミン、ジチオ化合物またはジアジン化合物との重縮合によって得られ、このものは活性物質の放出を調節するデポ製剤または超音波造影剤の製造に用いられる。
請求項(抜粋):
式I【化1】の反復構造単位の少なくとも95モル%を含有する重縮合体。上記式において、R1は、(a) 式II【化2】(式中、R5およびR6は不活性基である)の化合物(b) 1個または2個以上の不活性基により置換されていてもよい直鎖状または分枝鎖状のアルキル、アルケニル、シクロアルキルまたはシクロアルケニル(c) 1個または複数個の不活性基により置換されていてもよい単核状または多核状のアリール(d) 式V【化3】の化合物または(e) 単核状または多核状でありそして1個または複数個の不活性基により置換されていてもよい複素環式基であり、Xは、(a)-O-、(b)-NH-または(c)-S-であり、R2は、(a) 式III【化4】(式中、R5およびR6は上述した意義を有す)の化合物(b) 1個または2個以上の不活性基により置換されていてもよい直鎖状または分枝鎖状のアルキル、アルケニル、シクロアルキルまたはシクロアルケニル(c) 1個または複数個の不活性基により置換されていてもよい単核状または多核状のアリール(d) 単核状または多核状でありそして1個または複数個の不活性基により置換されていてもよい複素環式基または(e) 式VI【化5】(式中、R5およびR6は上述した意義を有す)の化合物であり、そして但し、R1が式IIの化合物であるかまたはR2が式IIIの化合物であるかまたはR1が式IIの化合物でありそしてR2が式IIIの化合物である場合は、5モル%より大なる量の基R1および(または)R2が式Iの重縮合体中に存在し、または(a)R1が式Vの化合物でありそしてR2が式VIの化合物であるかまたは(b)R1がフェニル〔1,2〕、フェニル〔1,3〕またはフェニル〔1,4〕でありそしてR2が式VIの化合物である場合は、5モル%より大なる量の基R1およびR2が式Iの重縮合体中に存在する。
IPC (6件):
C08G 63/16 NMD ,  A61K 31/765 ,  A61K 31/785 ,  A61K 31/795 ,  C08G 69/26 NSA ,  C08G 75/26 NTV

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