特許
J-GLOBAL ID:200903001782219679

スラスト玉軸受およびその軌道輪の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-225699
公開番号(公開出願番号):特開平7-077217
出願日: 1993年09月10日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】環状レースに対するモーメント荷重の発生を抑制できるようにして、環状レースの変形を阻止すること。【構成】斜接タイプのスラスト玉軸受において、固定側となる第1の環状レース1の環状板部1bから湾曲部1aの途中までの領域の肉厚を薄肉として、この領域の外側面を径方向に沿う平坦面1dとしている。これにより、平坦面1dの端縁つまり環状板部1bと湾曲部1aとの外周上での交点P1を荷重集中点である交点Oの近くに設定できるようになって、第1の環状レース1に働くモーメント荷重の発生を抑制できるようになる。したがって、従来のように第1の環状レース1の強度アップを図るといった無駄を省ける。
請求項(抜粋):
薄肉鋼板からプレス成形されてなる2つ一対の軌道輪の間に複数の玉を介装し、玉を両軌道輪に対して斜接させている構成のスラスト玉軸受であって、少なくとも一方の軌道輪は、玉の軌道部とされる湾曲部と、湾曲部に連結し湾曲部の一端側でほぼ径方向に沿うように延びる環状板部とを有し、かつ、前記環状板部から湾曲部の途中までの領域が薄肉に形成されているとともに、この薄肉領域の外側面が径方向に沿う平坦面に形成されている、ことを特徴とするスラスト玉軸受。
IPC (2件):
F16C 19/16 ,  F16C 33/64

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