特許
J-GLOBAL ID:200903001784699368

急速水焼入れ方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-329702
公開番号(公開出願番号):特開2002-097520
出願日: 2000年09月22日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】【課題】鋼及び合金部品の熱処理において、現在は加熱後の焼入れ冷却用の冷媒として、特定の油脂が広く使用されている。しかし、冷却に伴う熱処理歪みをより小さくする為と、油脂や脱脂剤による環境汚染を防止する目的で、不活性ガスを使用した加圧ガス冷却が検討され、一部実施されている。加圧ガス冷却の方法は、大量に使用するガスのコストが高いこと、高圧に伴う保安設備のコストが高い為に、広い普及が期待出来ない。冷媒として油脂や高圧ガスを使用しないで、環境汚染や冷却コストの問題を解決する方法、装置が望まれている。【解決手段】加熱後の急速冷却用の冷媒として、「水」を使用して、冷却時に処理品を冷媒の平均速度が1,0m/秒以上の流水中で急速冷却することで各部を均一に冷却し、不均一冷却による熱処理歪みを小さくし、環境汚染や冷却コストの問題を解決した。併せて、雰囲気加熱された処理品を大気に触れることなしに、「水」で急速冷却した。
請求項(抜粋):
鋼及び合金部品の熱処理加工において、焼入れ等、加熱後の急速冷却のための冷媒として、水又は水を主たる成分とした廃棄しても環境を汚染する怖れのない水溶液(以下「水」と称する)を使用する。冷却時に処理品を冷媒の平均速度が1,0m/秒以上の流水中で冷却することで、「水」による蒸気膜を形成させることなしに各部を均一に冷却し、不均一冷却による熱処理歪みを小さく、冷却変態効果を増大する急速水焼入れ方法及び装置。
IPC (2件):
C21D 1/18 ,  C21D 9/00
FI (3件):
C21D 1/18 U ,  C21D 1/18 J ,  C21D 9/00 B
Fターム (7件):
4K042AA25 ,  4K042BA10 ,  4K042BA13 ,  4K042DA01 ,  4K042DD03 ,  4K042DE02 ,  4K042EA01
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 焼鈍し、焼入れ兼用炉
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-211334   出願人:いすゞ自動車株式会社
  • 特開昭62-170415
  • 特開昭64-000219
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