特許
J-GLOBAL ID:200903001798473060

低鉄損一方向性珪素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-086219
公開番号(公開出願番号):特開平9-272981
出願日: 1996年04月09日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 鋼板に対して、従来より大きな張力を付与するほう酸アルミニウム質被膜を表面に有することで良好な磁気特性を示し、かつ従来の問題点であった被膜の耐水性、耐食性を改善した一方向性珪素鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 結晶性の良くないベーマイトを原料として用い、特定のベーマイト/ほう酸比率に調整したほう酸アルミニウム被膜形成用微粒子分散液を、30〜80°Cの温度範囲において液を流動させながら2時間以上保持し、アルミニウム成分とほう酸成分とが均一に混合された状態を実現し、しかる後に鋼板に塗布、乾燥・ゲル化を経て焼き付けることによる低鉄損一方向性珪素鋼板の製造方法。
請求項(抜粋):
酸化アルミニウム換算で74〜88重量%のベーマイト(ただし、Al2 O3 ・XH2 OでX≧1.2)と酸化ほう素換算で12〜26重量%のほう酸とからなる微粒子分散液を、40〜80°Cの温度範囲において液を流動させながら2時間以上保持し、しかる後に5重量%以下のSiを含有する仕上げ焼鈍済みの一方向性珪素鋼板表面に塗布し、一連の熱処理工程において乾燥、固化を生ぜしめ、最終的に不活性ガス、または水素を含有する還元性雰囲気中、500〜1350°Cで焼き付けを行い、ほう素アルミニウムからなる絶縁被膜を形成することを特徴とする低鉄損一方向性珪素鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C23C 22/00 ,  C21D 9/46 501 ,  H01F 1/16
FI (3件):
C23C 22/00 A ,  C21D 9/46 501 B ,  H01F 1/16 B

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