特許
J-GLOBAL ID:200903001803348210

工作機械における切削工具の負荷検出方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-094958
公開番号(公開出願番号):特開2001-277075
出願日: 2000年03月30日
公開日(公表日): 2001年10月09日
要約:
【要約】【課題】 工作機械における切削工具の負荷検出方法および装置において、設備の製造コストを増大させることなく検出の精度を高める。【解決手段】 工作物Wに対する切削工具Tの回転速度と移動速度が所定の比例関係となるように主軸モータ15とZ軸モータ16を制御し、主軸モータの回転量目標値tsと主軸エンコーダ15aにより検出された回転量現在値fsとの偏差esおよびZ軸モータの回転量目標値tzとZ軸エンコーダ16aにより検出された回転量現在値fsとの偏差ezを演算し、所定の重み付けが与えられた両偏差es,ezの差として誤差量Eを演算し、この誤差量Eにもとづき主軸モータまたはZ軸モータの回転量目標値ts,tzを補正して両モータの同期のずれを補正する。そして誤差量Eにより切削工具Tに加わる負荷の急激な増大を検出する。
請求項(抜粋):
工作物に対し切削工具を相対的に回転させる主軸モータと、前記工作物に対し前記切削工具をZ方向に相対的に移動させて切込み送りを与えるZ軸モータを備えてなる工作機械において、前記工作物に対する前記切削工具の回転速度と移動速度が所定の比例関係となるように前記両モータを制御し、前記主軸モータに出力された回転量目標値と主軸エンコーダにより検出された同主軸モータの回転量現在値との偏差および前記Z軸モータに出力された回転量目標値とZ軸エンコーダにより検出された同Z軸モータの回転量現在値との偏差を演算し、前記工作物と切削工具の間の回転速度と移動速度を前記所定の比例関係とするために必要な前記主軸モータとZ軸モータに与える各制御量の間の比例値により重み付けが与えられた前記両偏差の差として誤差量を演算し、この誤差量にもとづき前記主軸モータまたはZ軸モータの回転量目標値を補正する制御サイクルを繰り返し、前記誤差量により前記切削工具に加わる負荷を検出することを特徴とする工作機械における切削工具の負荷検出方法。
IPC (2件):
B23Q 17/09 ,  B23Q 17/22
FI (2件):
B23Q 17/09 H ,  B23Q 17/22 F
Fターム (2件):
3C029AA29 ,  3C029CC05

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