特許
J-GLOBAL ID:200903001803688194

構成制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-262610
公開番号(公開出願番号):特開平6-119305
出願日: 1992年10月01日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】複数の計算機システム(クラスタ)と共有システム記憶装置(SSU)とを有する複合大規模システム(SCMP)の構成制御に関し、それらの結合関係を制御するための構成制御命令を矛盾なく逐次処理することを目的とする。【構成】システムの電源投入後、各クラスタSVPは各SSU-SVPをセンスして(S2)、スケジューラがあるか否かを検査し(S3)、なければ、スケジューラとするべきSSU-SVPを設定し(S4)、構成制御命令が発せられると、クラスタSVPは、スケジューラに実行権を要求し(S6)、スケジューラは、それを待ち行列に入れて管理し(T4)、順次実行権を付与し(T5)、実行権を与えられたクラスタSVPは、構成制御命令を実行し(S7)、スケジューラに変更がなければ、実行権を返却し(S9)、変更があれば、新たにスケジューラを設定し(S10)、スケジューラが交代したことを他のクラスタのSVPに通知する(S11)
請求項(抜粋):
複数の独立して動作する計算機システムであるクラスタと、それらに共有されたシステム記憶装置とを有する複合システムであって、クラスタは主記憶とCPUとチャネル装置とからなり、保守・運転制御用のクラスタSVPが付属しており、システム記憶装置にはシステム記憶SVPが付属しており、システム記憶装置とクラスタの主記憶との間にデータ転送パスがあり、このデータ転送パスの結合関係を、CPUが発しSVPが処理する構成制御命令によって変更でき、各SVP間にはSVP間通信パスがあり、それを通して通信することができるシステムにおいて、システムの電源投入後、各クラスタSVPはシステム内のシステム記憶装置の電源投入を指示し、自分のクラスタの初期化を行い(S1)、各システム記憶SVPをセンスして(S2)、スケジューラと指定されているものがあるか否かを検査し(S3)、スケジューラがなければ、適当なアルゴリズムによりスケジューラとするべきシステム記憶SVPを決定して、それを指定し(S4)、スケジューラになった、またはスケジューラであるシステム記憶SVPの番号を保持し(S5)、構成制御命令が発せられると、クラスタSVPは、スケジューラに実行権を要求し(S6)、スケジューラは、それを待ち行列に入れて管理し(T4)、順次実行権を付与してクラスタSVPに応答し(T5)、実行権を与えられたクラスタSVPは、構成制御命令を実行し(S7)、スケジューラであったシステム記憶SVPの状態を判断して(S8)、スケジューラであることに変更がなければ、実行権を返却し(S9)、変更があれば、適当なアルゴリズムによりスケジューラとするべきシステム記憶SVPを決定して、それを指定し(S10)、スケジューラが交代したことを他のクラスタSVPに通知する(S11)、ようにしたことを特徴とする構成制御方法。
IPC (2件):
G06F 15/16 470 ,  G06F 13/14 330

前のページに戻る