特許
J-GLOBAL ID:200903001806844073

信号分析及び合成フイルタバンク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-234494
公開番号(公開出願番号):特開平5-075389
出願日: 1991年09月13日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【目的】 オーディオ信号や画像信号のサブバンド符号化に用いられる信号分析及び合成フィルタバンクにおいて、その実現のための計算量とメモリ量が多いという課題を解決し、低消費電力で小型の信号分析及び合成フィルタバンクを提供することを目的とする。【構成】 信号分析フィルタバンクは第1の中間信号を算出する第1の演算部11とサブバンド信号を算出する第2の演算部12とを設け、信号合成フィルタバンクは第2の中間信号を算出する第3の演算部とフルバンド信号を算出する第4の演算部とを設ける。第1及び第2の中間信号を使って効率的な計算をすることにより計算量とメモリ量を削減する。
請求項(抜粋):
サンプリング周波数fsの信号をM個の等帯域幅のサンプリング周波数がfs/Mのサブバンド信号に分割する信号分析フィルタバンクであって、前記信号分析フィルタバンクは最初の値が零である2MP(Pは正整数)個のフィルタ係数を有する直線位相非巡回形のプロトタイプフィルタを周波数遷移することによって構成され、プロトタイプフィルタのフィルタ係数をh(l)(ただし、0≦l≦2MP-1)、サンプリング時刻nにおける入力信号をx(n)、M個の第1の中間信号をw1(k)(ただし、0≦k≦M-1)、第iサブバンド(ただし、0≦i≦M-1)のサンプリング時刻Mmにおける出力信号をy(i,Mm)とするとき、(1)Mが偶数の場合は、(a)k=0では、【数1】(b)1≦k≦M/2では、【数2】(c)M/2+1≦k≦M-1では、【数3】によって第1の中間信号を算出する第1の演算部と、【数4】によってサブバンド出力信号を算出する第2の演算部とを備え、(2)Mが奇数の場合は、(a)0≦k≦(M-1)/2では、【数5】(b)(M+1)/2≦k≦M-1では、【数6】によって第1の中間信号を算出する第1の演算部と、【数7】によってサブバンド出力信号を算出する第2の演算部とを備えたことを特徴とする信号分析フィルタバンク。
IPC (2件):
H03H 17/02 ,  H04N 1/41

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