特許
J-GLOBAL ID:200903001808602921

動きベクトル検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 正夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-277022
公開番号(公開出願番号):特開平10-108192
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 プロセッサエレメントの数を従来より少なくすることを可能にして、回路規模の小型化を実現できる動きベクトル検出回路を提供する。【解決手段】 現ブロックの水平方向1行と参照ブロック候補の水平方向1行との行差分評価値を出力するプロセッサエレメント1〜4を備え、プロセッサエレメントを、最終段のプロセッサエレメントの出力を初段のプロセッサエレメントに入力して行差分評価値を累算するフィードバックループ構成とし、計算途中で得られる現ブロックをなすサブブロックと対応する参照ブロック候補のサブブロックとのサブブロック差分評価値を格納するFIFO55と、ブロック差分評価値からサブブロック差分評価値を減算する減算器56を有する。
請求項1:
現ブロックと参照領域内の参照ブロック候補の類似性を評価して動きベクトルを検出する動きベクトル検出回路において、前記現ブロックの大きさを水平方向MX画素×垂直方向MY画素とし、前記現ブロックの水平方向1行(MX画素)と前記参照ブロック候補の水平方向1行(MX画素)との行差分評価値を出力する差分評価回路を備え、前記差分評価回路を、最終段の前記差分評価回路の出力を初段の前記差分評価回路に入力して前記行差分評価値を累算するフィードバックループ構成とし、前記差分評価回路のフィードバックループ構成により、前記現ブロックを構成する第1のサブブロックとこれと対応する前記参照ブロック候補のサブブロックのそれぞれの行の前記行差分評価値の和である第1のサブブロック差分評価値を求め、さらに前記現ブロックを構成する第2のサブブロックとこれと対応する前記参照ブロック候補のサブブロックのそれぞれの行の前記行差分評価値の和である第2のサブブロック差分評価値を前記第1のサブブロック差分評価値に累算することにより、前記現ブロックと前記参照ブロック候補のブロック差分評価値を求めると共に、前記第1のサブブロック差分評価値を格納する評価値格納手段と、前記ブロック差分評価値から前記第1のサブブロック差分評価値を減算して前記第2のサブブロック差分評価値を出力する減算手段を有することを特徴とする動きベクトル検出回路。

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