特許
J-GLOBAL ID:200903001808861030

動力伝達用ベルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-023782
公開番号(公開出願番号):特開2000-220697
出願日: 1999年02月01日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】【課題】駆動トルクの伝達時、各ブロックのヘッド部にかかる応力を低減してその耐久性を大幅に向上することのできる動力伝達用ベルトを提供する。【解決手段】動力伝達用ベルトは、積層される数百個のブロック10と、これら各ブロック10に挟み込まれた2輪のフープ(無端帯状体)とによって構成される。ブロック10は、その両側面がプーリに摺接するブロック本体部11、同本体部11の中央から延出するピラー部12、及び同ピラー部12より側方に延出し前記本体部11との間に空間Kを形成するヘッド部13からなる。また、ヘッド部13の表裏各中央部にはブロック10のセンタリングを行うための凸部14及び凹部15が設けられる。ピラー部12を含むヘッド部13の厚みはブロック本体部11の厚みより薄く形成される。
請求項(抜粋):
V溝を有するプーリ間に掛け渡される無端帯状体と、該無端帯状体の周方向に積層配設される多数のブロックとを備えるとともに、前記各ブロックは、両側面にて前記プーリのV溝に摺接されるブロック本体部と、該ブロック本体部の中央部から突出するピラー部により支持されて同ブロック本体部との間に前記無端帯状体を挟み込むヘッド部とを備えて構成される動力伝達用ベルトにおいて、前記ブロック間でのトルク伝達を前記ブロック本体部にて選択的に行わしめるトルク伝達構造を設けたことを特徴とする動力伝達用ベルト。

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