特許
J-GLOBAL ID:200903001810242096

比例制御弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-126999
公開番号(公開出願番号):特開平8-285122
出願日: 1995年04月17日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 比例制御弁装置の比例ソレノイド内に恒常的に大気(空気)を溜めることによって作動液体がソレノイド内の油通路を実質的に通過しないようにして比例ソレノイド内での液体による質量効果の発生とまた非線形な粘性摩擦係数効果の発生とを排除すると共に、速度検出器によってソレノイドのプランジャの速度を検出してドライバにフィードバックして見かけの粘性摩擦係数をプランジャに付加して、これによって作動液体の種類とその状態に広く適応する安定範囲の広い、かつ応答性の良い電磁式の種々の比例制御弁装置を提供する【構成】 比例ソレノイドの内空に通じる圧抜き室を弁体と比例ソレノイドとの間に設けて、これをタンクに開放する一方、密封型の可動部を有する電気的な速度検出器によって比例ソレノイドのプランジャの速度を検出してドライバとでマイナーなフィードバックを構成することを特徴とする比例制御弁装置。
請求項(抜粋):
本体(1)、(1′)、 (1′′)内の弁室(2)、(2′)、(2′′)に複数個の主管路用ポート(3、...)と少なくとも一個の圧抜きポート(4)とを開口する一方、上記弁室(2)、(2′)、(2′′)に上記主管路用ポート(3、...)を流れる作動液体を制御する弁体(5)、(5′)、(5′′)を摺動自在に嵌め合わせ、これによって上記主管路用ポート(3、...)に通じる制御室(6)、(6′)、(6′′)と上記圧抜きポート(4)に通じる圧抜き室(7)とを区画すると共に、上記制御室(6)、(6′)、(6′′)に上記作動液体を制御する可変の弁開閉部(8)、(8′)、(8′′)を上記本体(1)、(1′)、(1′′)と上記弁体(5)、(5′)、(5′′)によって形成する一方、上記圧抜き室(7)に隣接して密封型のソレノイド室(9)を持つ電磁式の比例ソレノイド(10)とこの比例ソレノイド(10)のプランジャ(11)の速度を検出する密封型の可動部室(14)を持つ速度検出器(12)とを連ねて設けると共に、上記ソレノイド室(9)と上記可動部室(14)とを上記圧抜き室(7)に連通して、上記ソレノイド室(9)と上記可動部室(14)とを上記作動液体で充満しないようにする一方、指令信号(37)と上記速度検出器(12)からの信号とを受けて上記比例ソレノイド(10)に制御された電流を供給するドライバ(13)を設け、以上のごとくして上記作動液体の上記ソレノイド室(9)内における動的な影響を最小限にした速度フィードバックのある液圧用の比例制御弁装置。
IPC (3件):
F16K 31/06 320 ,  F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06 325
FI (3件):
F16K 31/06 320 A ,  F16K 31/06 305 C ,  F16K 31/06 325

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