特許
J-GLOBAL ID:200903001814596127

コルゲートマシンにおける原紙ロールの供給回収システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087004
公開番号(公開出願番号):特開平6-298418
出願日: 1993年04月14日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 コルゲートシートの生産計画に対応した最適原紙ロールの割出しと、ミルロールスタンドへの同ロールの搬送を自動化することである。【構成】 コルゲートマシンの複数台のミルロールスタンド26の側方の原紙ロール4の供給及び回収位置Pに、スラットコンベア16〜18による供給及び回収通路を接続する。この供給及び回収通路の入口及び出口と、原紙ロール4の倉庫2との間の原紙ロール4の搬送を、台車14a,14bとフォークリフト6で行なう。ミルロールスタンド26での原紙消費量は検出手段39で検出し、各原紙ロールの残量を現在長演算手段40にて演算し、この残量は紙の種類と共に記憶手段42に記憶させる。コルゲートシートの生産計画を元に、使い残しの原紙ロール4の数を最少限とするようなスラットコンベア16〜18上における原紙ロールの配列組合せを、配列組合せ演算手段44が演算し、制御手段46にて搬送手段としての台車14a,14b及びフォークリフト6の移動を制御する。
請求項1:
コルゲートマシンの複数台のミルロールスタンドの原紙ロールの供給及び回収位置に接続された原紙ロールの供給及び回収通路と、原紙ロールを、原紙ロールの倉庫から前記供給通路の入口へ、及び、前記回収通路の出口から前記倉庫へと搬送する搬送手段と、各ミルロールスタンドでの各原紙ロールの消費長を検出する検出手段と、各原紙ロールについて、未使用の新原紙ロールについては消費長ゼロとして初期長を現在長と演算し、使い残しの残原紙ロールについては前回供給時の初期長又は残長と、前記検出手段の検出結果(消費長)とに基づいて、各原紙ロールの現在長を演算する現在長演算手段と、前記現在長演算手段の演算結果(現在長)を各原紙ロールの紙の種類と共に記憶する記憶手段と、前記記憶手段が記憶する原紙ロールごとの演算結果(紙の種類及び現在長)を元に、前記供給通路における、紙の種類及び現在長に関する原紙ロールの配列組合せを、コルゲートシートの種類及び長さの生産計画に対応させるべく演算する配列組合わせ演算手段と、前記配列組合わせ演算手段の演算結果に従って、前記搬送手段を制御する制御手段とを有することを特徴とするコルゲートマシンにおける原紙ロールの供給回収システム。

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